KONAMI麻雀格闘倶楽部

KONAMI麻雀格闘倶楽部：Mリーグを熱く戦う麻雀プロ集団

KONAMI麻雀格闘倶楽部は、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」に参戦するチームです。コナミアミューズメントがオーナー企業として2018年に設立され、略称は「ファイトクラブ」として親しまれています。チーム名の通り、攻撃的な麻雀を身上とする選手たちが集結し、常に上位進出を目指して激戦を繰り広げています。

チーム結成と初期メンバー

2018年のMリーグドラフト会議で、チームは個性豊かな3人の選手を獲得しました。

佐々木寿人: モンド杯4期などの実績を持つ、攻撃的な麻雀を得意とするトッププロです。チームの攻撃の核として活躍しています。
高宮まり: 初代女流プロ麻雀日本シリーズで優勝経験を持つ実力者であり、グラビアアイドルとしても活躍するマルチな才能の持ち主です。
* 前原雄大: 鳳凰位4期、十段位5期の実績を誇るベテランプロ。長年の経験と高い技術でチームを支えました。

3人とも日本プロ麻雀連盟所属で、攻撃的なスタイルが特徴です。KONAMIが運営するアーケードゲーム、オンラインゲームと日本プロ麻雀連盟の提携関係もあり、チームは同連盟所属のプロから選手を選出しました。

2018年度シーズン：ファイナル進出と4位フィニッシュ

2018年度シーズンは、序盤こそ苦戦を強いられ最下位に低迷する時期もありましたが、年末頃には巻き返しを見せ、ファイナルシリーズ進出を決めました。シーズン中には、佐々木が8万1700点というシーズン最高得点を記録するなど、チームの底力を示しました。ファイナルシリーズでは、最終日に2連勝を飾るも、惜しくも4位でシーズンを終えました。

チーム強化と変革

2019年のドラフト会議では、守備に定評のある藤崎智を獲得しました。佐々木の攻撃を支える役割を担うことで、チームのバランスが大きく変わりました。藤崎の加入により、チームは攻撃と守備のバランスを備えた、より安定したチームへと進化を遂げました。

2020年シーズン終了後、前原と藤崎がチームを離れました。その後、2021年のドラフト会議で伊達朱里紗と滝沢和典を獲得。滝沢はMリーグ初の移籍選手として話題を呼びました。伊達は声優としても活動するマルチな才能を持ち、麻雀においても高い実力を持っています。

2022-23シーズン：2位入賞とチームの躍進

2022-23シーズンは、伊達がレギュラーシーズン初戦で四暗刻を和了するなど、好調なスタートを切りました。シーズンを通して安定した成績を残し、伊達がMVPを獲得するなど、チームは大きく躍進。レギュラーシーズンでは600ポイント近いプラスを記録し、セミファイナルも通過。ファイナルでは、ABEMASと優勝を争う接戦を繰り広げ、惜しくも2位となりました。

チーム運営と特徴

KONAMI麻雀格闘倶楽部は、監督を置かず、担当マネージャーが監督としての役割を担っています。創設から2021-22シーズンまでは石田進矢氏、2022-23シーズンからは植松斎永氏がマネージャーを務めています。

所属選手とチーム成績

チームには、実力と個性を兼ね備えた選手たちが所属し、それぞれの持ち味を生かしてチームとして戦っています。チーム成績は、レギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナルと各ステージで好成績を残し、Mリーグの中でも常に上位を争う強豪チームとして知られています。個人成績においても、数々のタイトルを獲得しており、チームの総合力の高さを示しています。

今後の展望

KONAMI麻雀格闘倶楽部は、今後も攻撃的な麻雀をベースに、チームとして、そして個人としてさらなる高みを目指し、Mリーグを盛り上げていくでしょう。今後の活躍に期待しましょう。

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