休場ダム

休場ダム（やすばダム）

休場ダムは、高知県香美市に位置する、国分川水系国分川に建設された重力式コンクリートダムです。高さは18メートルで、四国電力株式会社が管理する発電用ダムとして重要な役割を担っています。

ダムの概要

所在地: 高知県香美市
河川名: 国分川水系国分川
ダム形式: 重力式コンクリートダム
高さ: 18メートル
管理者: 四国電力株式会社
目的: 発電

歴史

休場ダムは、水力発電を目的として建設され、1961年に工事が開始され、1963年に完成しました。同年4月から運用を開始し、現在に至るまで四国電力の電力供給を支え続けています。ダムによって形成される調整池は、面積9ヘクタール、有効貯水容量25万4,000立方メートルを誇り、この貯水された水は、新改水力発電所へと送られ、発電に利用されています。

発電の仕組み

休場ダムは、新改水力発電所へ送水することで、最大8,700キロワットの電力を発生させます。これは、自然の力を利用したクリーンなエネルギーであり、地域の電力需要を支える重要な役割を担っています。

周辺情報

ダムの周辺には、サクラの名所として知られる平山親水公園が整備されており、春には多くの観光客や地元住民が訪れます。ダムと桜の美しい景観は、訪れる人々に癒しを与えてくれます。休場ダムは、発電施設としての役割だけでなく、地域の自然環境との調和も大切にされています。

アクセス

休場ダムへは、車でのアクセスが便利です。公共交通機関を利用する場合は、最寄りのバス停からの徒歩移動が必要となる場合があります。

まとめ

休場ダムは、四国電力の発電を支える重要な施設であり、地域の自然環境との調和も図られています。近くの平山親水公園は桜の名所として親しまれ、地域住民の憩いの場となっています。ダムの歴史や役割を理解し、自然の恵みに感謝しながら、訪れてみてはいかがでしょうか。

関連項目

ダム
日本の[ダム]] - [日本のダム一覧
重力式コンクリート[ダム]] - [日本の重力式ダム一覧
電力会社管理[ダム]] - [日本の発電用ダム一覧
穴内川ダム
繁藤ダム
新改水力発電所
野中兼山

外部リンク

休場ダム - ダム便覧
水力発電所データベース 新改

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