会津長野駅

会津長野駅は、福島県南会津郡南会津町長野地区に位置する、会津鉄道会津線の駅です。駅名標には「夕焼けが広がる丘の里」と記され、その名の通り、周辺はのどかな田園風景が広がっています。

歴史

1934年（昭和9年）12月27日に国有鉄道の駅として開業しました。
1971年（昭和46年）4月1日に貨物および荷物の取り扱いが廃止され、駅員無配置駅となりました。ただし、運転要員のみは引き続き配置されました。
その後、無人化されました。
1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となりました。
同年7月16日、会津鉄道に転換されました。

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅で、無人駅となっています。かつては島式ホーム1面2線で交換設備もありましたが、現在は駅舎側の線路が撤去され、その跡地にはログハウス風の駅舎が建てられています。ホーム上には待合所が設置されています。

利用状況

会津鉄道によると、2015年度の1日平均乗車人員は5人でした。近年は利用者の減少が続いていますが、地域住民にとっては大切な交通手段となっています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

長野郵便局
大川
国道121号
福島県道347号高陦田島線
福島県道349号向山会津長野停車場線

駅のすぐそばには大川が流れ、自然豊かな環境です。国道121号も近くを通っており、車でのアクセスも比較的便利です。

隣の駅

会津鉄道会津線

□快速「リレー号」：通過
□快速「AIZUマウントエクスプレス」・□快速（無愛称の会津若松行き）・■普通（「リレー号」含む）：養鱒公園駅 - 会津長野駅 - 田島高校前駅

会津長野駅は、会津鉄道の普通列車の停車駅です。快速列車は一部通過しますので、利用の際は注意が必要です。

会津長野駅は、静かな山あいの駅として、訪れる人に安らぎを与えてくれます。駅周辺の自然景観も美しく、散策にも適しています。

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