佐々木善三

佐々木善三

佐々木善三（ささき ぜんぞう、1952年11月1日 - ）は、日本の弁護士であり、晴海協和法律事務所に所属しています。弁護士登録番号は48009です。元検事としての経歴を持ち、現在はナブテスコの監査役も務めています。その功績が認められ、瑞宝重光章を受章しています。

略歴

1971年3月：宮城県気仙沼高等学校を卒業
1975年3月：中央大学法学部を卒業
1976年10月：司法試験に合格
1979年3月：司法研修所を修了（31期）
1979年4月：検事に任官（東京地方検察庁検事）
2000年4月：東京地検特別捜査部副部長に就任
2002年9月：法務省大臣官房施設課長に就任
2004年1月：東京地検交通部長・公安部長に就任
2005年4月：横浜地検次席検事に就任
2006年8月：和歌山地検検事正に就任
2008年1月：最高検察庁検事に就任
2008年10月：水戸地検検事正に就任
2010年7月：仙台地検検事正に就任
2011年8月：京都地検検事正に就任
2012年11月：検事を退官
2013年2月：弁護士登録（東京弁護士会）、晴海協和法律事務所に入所
2016年3月：ナブテスコ監査役に就任
2022年11月：瑞宝重光章を受章

弁護士としての主な業績

佐々木善三は、弁護士として数々の重要な案件に関わってきました。以下に主な業績を記載します。

東京電力株式会社「国会事故調への東京電力株式会社の対応に関する第三者検証委員会」委員（2013年）
東京電力が設置した委員会で、福島第一原子力発電所事故に関する国会事故調査委員会への対応を検証しました。
日本野球機構「統一球問題における有識者による第三者調査・検証委員会」委員（2013年）
日本野球機構が設置した委員会で、統一球問題の原因究明と再発防止策の検討に携わりました。
株式会社リソー教育「不適切な会計処理の疑義に関する調査のための第三者委員会」委員（2013-2014年）
リソー教育における不適切な会計処理の疑義について調査を行いました。
徳洲会から猪瀬直樹への資金提供をめぐる問題において、猪瀬直樹の弁護を担当（2014年）
猪瀬直樹が公職選挙法違反で略式起訴された事件で弁護人を務めました。
小渕優子（事務所関係者）の政治資金規正法違反事件に係る第三者委員会の委員長（2015年）
小渕優子の政治資金規正法違反疑惑に関して、第三者委員会の委員長として調査を指揮しました。
日本歯科医師連盟の法律顧問。同連盟の「迂回寄付」を巡る政治資金規正法違反事件で、同連盟前会長の弁護を担当（2015年〜）
日本歯科医師連盟の政治資金規正法違反事件において、法律顧問および弁護人として活動しました。
大林道路株式会社の独占禁止法違反事件に係る「社外調査委員会」委員（2016年）
大林道路の独占禁止法違反事件に関して、社外調査委員会の委員として調査に協力しました。
舛添要一東京都知事の政治資金の公私混同疑惑について「第三者」として調査を担当（2016年）
舛添要一東京都知事の政治資金問題について、第三者として調査を担当しました。

関連項目

ヤメ検

脚注

脚注があればここに記述します。

外部リンク

* 晴海協和法律事務所

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