大林道路

大林道路株式会社について

大林道路株式会社（おおばやしどうろ）は、東京都千代田区を本拠地に持つ、土木工事および道路舗装の専門企業です。主に道路舗装工事を行っており、一般土木工事や管更生工事など、多岐にわたる事業を手掛けています。また、同社は「みどり会」という団体の会員企業であり、三和グループに属しています。

会社の沿革

この会社の前身は1933年に設立された東洋鋪装株式会社です。設立から数十年後、1967年に現在の社名に変更されます。その後、1971年には東京証券取引所の2部に上場し、1972年には大阪証券取引所の2部にも上場を果たしました。そして1973年には、東京証券取引所と大阪証券取引所の両方で1部に指定替えとなります。このように、上場を通じて企業の信頼性を高めていきました。

さらに、2008年には大阪証券取引所への上場が廃止されました。2017年においては、親会社であった大林組が実質的な支配力基準に基づき、株式公開買付けを実施し、89.89%の株式を取得しました。この結果、2017年の9月には東京証券取引所1部からも上場廃止となり、株式併合により大林組の完全子会社となりました。

事業内容

大林道路株式会社は、道路舗装をメインとする事業を展開し、公共施設や民間案件を問わず、さまざまなプロジェクトに携わっています。一般土木工事においても高い技術を持ち、橋梁やトンネル、河川工事などの分野でも実績があります。さらに、管更生工事の分野では、老朽化した上下水道などの管路の修理や更新を行い、地域のインフラを支える役割を果たしています。

企業の特色

大林道路株式会社は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが評価されており、環境保全や安全な施工方法を重視しています。また、従業員教育にも力を入れており、高い技術力と安全意識を持った人材を育成しています。そのため、顧客からの信頼も厚く、安定した業績を上げています。

まとめ

大林道路株式会社は、土木工事と道路舗装に特化した、確固たる信頼性を持つ企業です。長い歴史を誇り、技術力と顧客のニーズに応える能力を兼ね備えたこの企業は、今後も地域社会とともに発展していくことが期待されています。

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