佐々木 柚樹
佐々木 柚樹(ささき ゆずき)は、
2003年2月19日生まれの日本の
ラグビーユニオン選手です。現在は
ジャパンラグビーリーグワンに所属する
浦安D-Rocksでプレーしており、主なポジションはロックです。
経歴
佐々木選手は、ラグビーを始める前は
軟式野球に打ち込んでいました。競技転向のきっかけは高校進学で、2018年に
青森県立八戸工業高等学校に入学後、ラグビー部に入部します。高校時代に全国大会への出場経験はありませんでしたが、実力向上を目指し、高校2年次には有望な若手選手が集まる「ビッグマン&ファストマンキャンプ」に参加し、高いレベルの指導を受けました。
高校卒業後、佐々木選手は
大東文化大学に進学。大学ラグビー界で早くから頭角を現し、1年次からレギュラーメンバーとして活躍します。関東大学リーグ戦では全7試合にロックとして先発出場し、大学選手権でも主要な戦力としてプレー。入学直後からチームの核として重要な役割を担い、大学での確固たる地位を築きました。
日本代表での活躍
大学での優れたパフォーマンスが評価され、佐々木選手は世代別日本代表に選ばれます。2023年5月27日にはU20日本代表としてニュージーランド学生代表と対戦。同年夏には、ラグビーの主要なU20国際大会である
ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2023のU20日本代表スコッド入りを果たしました。この大会ではフォワードの一員として全4試合に出場し、世界の強豪との試合を通じて貴重な経験を積みました。
プロキャリア
大学とU20日本代表での実績を積み重ねた佐々木選手は、プロの舞台へと進みます。2025年1月20日、
ジャパンラグビーリーグワン所属の
浦安D-Rocksへのアーリーエントリーによる加入が発表されました。そして、同年3月29日に行われたJAPAN RUGBY LEAGUE ONE第13節、埼玉ワイルドナイツ戦で途中出場ながらリーグワン公式戦初出場を果たし、プロ選手としての第一歩を踏み出しました。同月中に
大東文化大学を卒業し、
浦安D-Rocksの一員として本格的なプロキャリアをスタートさせています。
浦安D-Rocksの若手フォワードとして、今後のさらなる活躍が期待されています。大学時代から培ってきた強みを生かし、チームへの貢献を目指します。