佐世保市立春日小学校

佐世保市立春日小学校について

佐世保市立春日小学校は、長崎県佐世保市瀬戸越三丁目に所在する公立小学校です。1898年に佐世保尋常小学校山ノ田分校としてその歴史をスタートさせ、その後、佐世保尋常小学校から独立し、名称変更や学校制度の変遷を経て、現在の佐世保市立春日小学校となりました。

概要

2021年度の児童数は552名（特別支援学級の20名を含む）です。現在の場所に移転する前は、佐世保市春日町18-9に校舎があり、国道204号を挟んで春日神社の向かい側に位置していました。その跡地には、現在、佐世保市北地区コミュニティセンターが建てられています。

校章

校章は、桜の花弁を背景に、中央に縦書きで校名の「春日」の文字を配置したデザインとなっています。

校歌

1956年に制定された校歌は、作詞を中川龍一、作曲を市川都志春が担当しました。親しみやすい口語文で3番まで歌詞があり、各番に「春日小学校」という校名が登場します。

沿革

1898年（明治31年）：佐世保村立の小学校として「佐世保尋常小学校山ノ田分校」が開校（尋常科4年）。
1901年（明治34年）：佐世保尋常小学校から分離し「山ノ田尋常小学校」として独立。
1902年（明治35年）：佐世保村から佐世村が分立したため「佐世尋常小学校」に改称。
1908年（明治41年）：高等科を併置し、「佐世尋常高等小学校」に改称（尋常科6年・高等科2年）。この時、小学校令の改正により、義務教育年限が4年から6年に延長されました。
1927年（昭和2年）：佐世村が佐世保市に編入されたことにより、佐世保市立の小学校となる。
1941年（昭和16年）：国民学校令の施行により、「佐世保市佐世国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める（初等科6年・高等科2年）。
1947年（昭和22年）：学制改革により、国民学校の初等科が改組され、「佐世保市立佐世小学校」となる。国民学校の高等科は、新制中学校である「佐世保市立大野中学校」と「佐世保市立清水中学校」に統合されました。
1948年（昭和23年）：「佐世保市立春日小学校」（現校名）に改称。
1956年（昭和31年）：校旗・校歌を制定。
1969年（昭和44年）：通学区域が変更され、泉福寺一～三組の2～5年生210名が大野小学校から春日小学校へ移籍。また、現在地に鉄筋コンクリート造3階建ての新校舎（第一期工事）が完成。
1971年（昭和46年）：現在地への移転を完了。通学区域の変更により、瀬戸越町の170名が大野小学校から春日小学校へ移籍。
1981年（昭和56年）：あすなろ学級を開設。
2001年（平成13年）：創立100周年を記念し「春日の森」植樹祭を挙行。

教育方針

春日小学校では、児童の個性を尊重し、豊かな人間性を育む教育を推進しています。地域との連携を大切にし、児童が地域社会の一員として成長できるような取り組みを行っています。

学校行事

春日小学校では、運動会や学芸会、遠足など、年間を通して様々な学校行事が開催されています。これらの行事を通して、児童の自主性や協調性を育んでいます。

通学区域

佐世保市内の以下の地域が春日小学校の通学区域です。

横尾町（一部を除く）
春日町
桜木町
赤木町
瀬戸越一丁目
瀬戸越二丁目
瀬戸越三丁目
瀬戸越四丁目
瀬戸越町

進学先中学校

春日小学校の卒業生は、主に以下の2つの中学校に進学します。

佐世保市立大野中学校
佐世保市立清水中学校

交通アクセス

最寄りの鉄道駅：松浦鉄道（MR）西九州線「泉福寺駅」
最寄りのバス停：西肥バス（させぼバスも含む）「瀬戸越」「桜木町」バス停
最寄りの幹線道路：国道204号、国道498号

周辺の主な施設

長崎県立佐世保工業高等学校
西海学園高等学校
菊の香幼稚園
山の田水源池
泉福寺洞窟
眼鏡岩

外部リンク

佐世保市立春日小学校

春日小学校は、地域に根ざした教育活動を行いながら、児童の成長を支える学校として、地域から親しまれています。

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