佐伯繁

佐伯繁（さえきしげる）は、1969年6月24日生まれの日本の男性格闘技プロモーターです。富山県立山町出身で、現在はDEEPとDEEP JEWELSの代表を務めています。

生い立ちとキャリア

佐伯氏は、幼少期を愛知県春日井市で過ごしました。高校卒業後は、父親の配管工事業を手伝いましたが、その後、カメラマンの道に進むことを決意。コマーシャルフォトカメラマンのアシスタントを経て、22歳で独立し、フリーのカメラマンとして活躍しました。

その後、カメラスタジオから編集プロダクション、広告代理店へと事業を拡大。名古屋を中心に大阪、福岡、熊本、札幌に支店を構え、100名以上の社員を雇用する企業へと成長させました。事業は多岐にわたり、ファミコン販売店、焼肉屋、バー、Tシャツショップなども経営していたほか、プロレスのプロモート業にも携わっていました。

格闘技イベント「DEEP」の立ち上げ

2001年1月、佐伯氏は格闘技イベント「PRIDE」に触発され、愛知県体育館で格闘技イベント「DEEP」を旗揚げしました。2003年10月には、PRIDE武士道シリーズの開始に伴い、DSE（株式会社ドリームステージエンターテインメント）と業務提携を開始し、マッチメイクや選手派遣などの運営面で深く関わるようになりました。PRIDE解散後は、格闘技イベント「DREAM」の広報担当を務めるなど、業界の発展に貢献しました。

女子総合格闘技「DEEP JEWELS」の設立

2013年8月、佐伯氏は女子総合格闘技イベント「DEEP JEWELS」を旗揚げし、女子格闘技の普及に尽力しました。2014年の大晦日には、さいたまスーパーアリーナで「DEEP DREAM IMPACT 2014」を開催し、格闘技界に新たなムーブメントを起こしました。

その他の活動

佐伯氏は、「PRIDE武士道」シリーズに大きく貢献しただけでなく、パンクラス大阪道場のオーナーも務めていました。プロレス好きが高じて、2002年12月のDEEPファン感謝イベント「SAEKI祭り」では、プロレスラーとしてデビューも果たしています。

2015年には、2014年の大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催された「DEEP DREAM IMPACT 2014」のドキュメンタリー映画「REVIVAL これが日本の総合格闘技だ」を制作し、映画監督としてデビューしました。この作品は第二回新人監督映画祭の招聘部門で上映され、シネ・リーブル池袋やセンチュリーシネマ（名古屋パルコ東館8階）で劇場公開されました。

佐伯繁氏は、格闘技界だけでなく、エンターテイメント業界においても多才な才能を発揮しており、その活動は多岐にわたります。現在も格闘技イベントの運営に携わり、業界の発展に貢献し続けています。

ソーシャルメディア

• - X（旧Twitter）: 佐伯繁 (@sigeru_saeki)

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