佐藤内閣

佐藤内閣（さとうないかく）は、佐藤栄作氏が日本の内閣総理大臣として組織した一連の内閣の総称です。1960年代半ばから1970年代初頭にかけて、約8年間の長きにわたり日本の政権を担いました。この期間中に、佐藤氏は合計で3つの異なる内閣（第1次、第2次、第3次）を組織し、さらにそれぞれに複数の改造が加えられました。

最初に組織されたのは、第1次佐藤内閣です。この内閣は、1964年（昭和39年）11月9日に発足しました。そして、翌年の1965年（昭和40年）6月3日までの期間、政権を運営しました。

第1次佐藤内閣は、その期間中に複数回の改造が行われました。まず、1965年（昭和40年）6月3日には、第1次佐藤第1次改造内閣が成立しました。この改造内閣は、1966年（昭和41年）8月1日まで続きました。

続いて、1966年（昭和41年）8月1日には、再び内閣の改造が実施され、第1次佐藤第2次改造内閣が誕生しました。この内閣は、同年12月3日まで約4ヶ月間にわたって政務を担いました。

さらに、第1次佐藤内閣は、1966年（昭和41年）12月3日に三度目の改造を受け、第1次佐藤第3次改造内閣となりました。この内閣は、1967年（昭和42年）2月17日まで存続しました。

第1次内閣の終了後、佐藤栄作氏は改めて組閣を行い、第2次佐藤内閣が1967年（昭和42年）2月17日に発足しました。この第2次内閣は、同年11月25日まで約9ヶ月間継続しました。

第2次佐藤内閣もまた、改造を経験しました。1967年（昭和42年）11月25日に、第2次佐藤第1次改造内閣が組織されました。この内閣は比較的長く、1968年（昭和43年）11月30日まで、およそ1年間にわたって政権を運営しました。

さらに、1968年（昭和43年）11月30日には、二度目の改造が実施され、第2次佐藤第2次改造内閣が成立しました。この改造内閣は、1970年（昭和45年）1月14日まで、やはり1年以上の期間、政務を担いました。

そして、1970年（昭和45年）1月14日には、佐藤栄作氏による三番目の内閣となる第3次佐藤内閣が発足しました。この内閣は、1971年（昭和46年）7月5日まで約1年半にわたり政権を担当しました。

第3次佐藤内閣も改造が行われ、1971年（昭和46年）7月5日には第3次佐藤改造内閣が誕生しました。この内閣は、佐藤栄作氏が内閣総理大臣の職を辞するまで続き、1972年（昭和47年）7月7日に終焉を迎えました。

これらの内閣は、佐藤栄作氏のもとで連続して組織され、1964年秋から1972年夏までの長期間、日本の政治を主導しました。この長期政権は、戦後日本の政治史において特筆すべき期間の一つとして位置づけられています。

もう一度検索