佐賀県道49号佐賀空港線

佐賀県道49号佐賀空港線は、佐賀県佐賀市川副町大字犬井道の佐賀空港を起点とし、佐賀市松原2丁目の佐賀城北御堀端交差点に至る主要地方道です。この路線は、佐賀空港へのアクセスを担う重要な役割を果たしており、全線が2車線で整備されています。

概要

佐賀県道49号佐賀空港線は、佐賀空港と佐賀市中心部を直接結ぶ主要な道路です。佐賀県道30号佐賀川副線と並行する区間が多く、地域住民の生活道路としても利用されています。また、佐賀空港開港以前から存在する旧道は、佐賀市川副町大字小々森から佐賀市新郷本町を結んでおり、現在も県道49号の一部として指定されています。この旧道は、現在のバイパス区間とは異なり、より地域に密着した生活道路としての役割を担っています。

路線データ

起点：佐賀県佐賀市川副町大字犬井道（佐賀県道30号佐賀川副線終点）
終点：佐賀県佐賀市松原2丁目（佐賀城北御堀端交差点、国道264号交点、佐賀県道29号佐賀停車場線終点）

歴史

佐賀県道49号佐賀空港線の歴史は、佐賀空港の開港とともに始まります。当初は一般県道広江佐賀線（佐賀県道261号）として指定されていましたが、1980年に佐賀空港へのアクセス道路として10.6kmのバイパス路線が計画されました。1993年5月11日には、県道広江佐賀線が佐賀空港線として主要地方道（佐賀県道49号）に指定され、現在の形となりました。

1994年11月28日には、空港大橋が開通し、1998年3月30日には、くすの栄橋が開通しました。これらの橋梁の開通により、佐賀空港へのアクセスが大幅に改善されました。2023年7月4日には、佐賀県告示第146号により、本丸通りが佐賀市から佐賀県に引き継がれ、終点が本庄町袋交差点から郵便局前交差点に延伸されました。

路線状況

佐賀県道49号佐賀空港線は、佐賀空港と佐賀市中心部を結ぶ幹線道路としての役割を担っています。沿線には、佐賀空港、イオン佐賀ショッピングセンター、スーパービバホーム佐賀店などの商業施設や、佐賀県立博物館、佐賀県立美術館、佐賀城などの文化施設が点在しています。

道路施設

佐賀県道49号佐賀空港線には、以下の橋梁があります。

龍王橋
船津橋
空港大橋（延長333.8m）- 欄干の子柱がムツゴロウ、街灯の灯具がカササギを模した特徴的なデザインです。
新堀橋
末次橋
板橋
城南橋
くすの栄橋（延長53m）

バス路線

佐賀市営バスの一般路線（#25 広江・和崎線）が旧道を、停留間隔が広い佐賀空港連絡バス（#7 佐賀空港線）が現道を運行しています。

地理

佐賀県道49号佐賀空港線は、佐賀市を通過します。

交差する道路

国道264号、佐賀県道29号佐賀停車場線、佐賀県道30号佐賀川副線などと交差します。

沿線

佐賀県道49号佐賀空港線の沿線には、以下の施設があります。

佐賀空港
イオン佐賀ショッピングセンター
スーパービバホーム佐賀店
有明海
八田江川
佐賀市立赤松小学校
佐賀県立博物館
佐賀県立美術館
佐賀城
佐賀城公園
佐賀城本丸歴史館
サガテレビ
佐賀県庁
佐賀県立図書館
市村記念体育館
佐賀中央郵便局
* NHK佐賀放送局


佐賀県道49号佐賀空港線は、佐賀空港と佐賀市中心部を結ぶ重要な役割を担っており、地域住民の生活や観光客の移動を支える重要な路線となっています。

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