信濃国分寺駅

信濃国分寺駅

信濃国分寺駅（しなのこくぶんじえき）は、長野県上田市国分に位置する、しなの鉄道しなの鉄道線の駅です。この駅は、地元からの長年の要望に応え、新駅として開設されました。

歴史

1991年、地元住民からの熱心な新駅設置要望が始まり、「国分新駅」として計画が具体化しました。駅名選定では、「しなの国分寺」や「八日堂」といった候補も挙がりましたが、最終的に現在の駅名に落ち着きました。

年表

2002年（平成14年）3月29日：屋代高校前駅に続き、新たな駅として開業しました。
2004年（平成16年）3月13日：ダイヤ改正に伴い、快速「しなのサンライズ号」の停車駅となりました。
2022年（令和4年）4月1日：無人駅となりました。

駅構造

信濃国分寺駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。各ホームは跨線橋で接続されており、移動が可能です。また、駅にはエレベーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。現在は無人駅として運営されています。

発車ベルの類は設置されておらず、乗降時には原則として車両側のドア開閉促進ベルが使用されます。

のりば

（出典：しなの鉄道:駅構内マップ）

利用状況

上田市の統計によると、2021年度（令和3年度）の1日平均乗車人員は466人です。開業からの利用状況の推移は以下の通りです。

駅周辺

その他

かつて、現在のしなの鉄道上り線が走る場所には、上田丸子電鉄丸子線が通っていました。この路線には、「八日堂駅」という駅が、現在の信濃国分寺駅の近くに存在しました。「八日堂」は信濃国分寺の別名でもあります。

2004年3月より、快速「しなのサンライズ」が停車するようになりましたが、当時のホームの有効長は6両分しかありませんでした。そのため、平日に169系9両で運転されていた時期には、ホームからはみ出す後ろの3両については、乗客の乗り降りができない「ドアカット」が行われていました。2011年6月以降に車両が変更されたため、このドアカットは解消されています。

毎年1月7・8日に開催される信濃国分寺の八日堂縁日では、周辺の駐車場が少ないため、駅を利用しての参拝が推奨されています。この時期には、駅周辺の道路が非常に混雑します。

隣の駅

しなの鉄道

■しなの鉄道線

□快速：通過
■普通：大屋駅 - 信濃国分寺駅 - 上田駅

脚注

記事本文

利用状況

上田市の統計

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
国分寺駅

外部リンク

信濃国分寺駅 - しなの鉄道

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