倉持莉々

倉持莉々のプロフィールと経歴

倉持莉々（くらもち りり）は、1993年10月1日生まれで、茨城県土浦市出身の女子競艇選手です。彼女は水球の元日本代表選手で、現在は東京支部に所属し、競艇界でその才能を発揮しています。身長167cm、血液型はO型で、選手登録番号は4825号、114期生としてのキャリアをスタートさせました。また、彼女の家族にはボートレーサーの夫、金子拓矢がいて、同じくボートレーサーの出口舞有子が義姉として活躍しています。

人物背景とスポーツキャリア

倉持は小学生時代、兄の影響で水球に興味を持ち、小学校5年生から競技を始めました。中学時代には全国制覇を達成し、その後すぐに秀明英光高等学校へスポーツ推薦で進学しました。高校2年生の時には、ポセイドンジャパンの水球女子日本代表に選出され、アジアオセアニアラウンドで代表デビューを果たしています。

また、2012年には水球のJOCジュニアオリンピックカップで優勝し、優秀選手賞を受賞するなど、その実力を証明しています。しかし、幼少期からの夢であった競艇選手を目指すために、第111期選手養成員試験に合格しましたが、入学直前にホジキンリンパ腫を患い、一時は競技から離れることを余儀なくされました。治療を経て2013年に競艇学校に入学し、2014年に無事卒業。その年にはプロ選手としてデビューを果たしました。

競艇キャリアの歩み

倉持は2014年3月21日に選手登録し、同年5月24日に平和島競艇場でデビューを果たしました。初出場時には4着に終わりましたが、翌年の2015年には住之江競艇場で行われたG3「オールレディース大阪スポーツ賞 第27回アクアクイーンカップ」で初勝利を収めます。

その後も成績を上げ、2017年には三国競艇場で初の優出を体験し、2018年にはG1競走にも出場。特に2018年7月31日から開催されたG1「第32回女子王座決定戦競走」では、G1での初勝利を果たし、準優勝戦にも進出しました。また、2018年9月には男女混合G1でのデビューも果たしました。

近年では、2022年1月19日に徳山競艇場で初優勝を飾り、2023年にはSG「第50回笹川賞」でSG初優出を達成するなど、着実に成績を残し続けています。

パーソナルライフと趣味

倉持莉々はファンに非常に人気が高く、2017年に施行されたファン投票によるG2「レディースオールスター」には連続して出場しており、その実力と人気を両立させています。彼女はキノコが好きで、特に舞茸を好んで食べるそうです。また、料理が得意で、弟のために弁当を作った経験もあります。現在は自身のInstagramアカウントで料理の腕前を公開し、ファンとの交流を楽しんでいます。

このように、倉持莉々は競艇選手としてのみならず、スポーツを通じた豊かな人生と趣味を兼ね備えた魅力的な選手です。彼女の今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

もう一度検索