児玉碧衣

児玉 碧衣（こだま あおい）選手について

児玉碧衣選手は1995年5月8日生まれ、福岡県大野城市出身の女子競輪選手です。彼女は日本競輪選手会福岡支部に所属し、ホームバンクは久留米競輪場です。競輪学校の第108期生であり、師匠は藤田剣次選手（85期生）です。

競技人生の始まり

筑陽学園高等学校を卒業後、競輪学校の入学試験を受け適性検査に合格し、競輪選手の道を歩み始めました。在校中の成績は優秀で、42勝を上げ、卒業記念レースでも2位という成績を残しました。2015年に選手登録を果たし、同年7月には松戸競輪場でデビュー。初勝利を手にし、その後の成績も順調に伸びていきました。

実績とタイトルの獲得

初優勝は2015年8月26日、弥彦競輪場で達成。その後も数々のビッグレースで強いパフォーマンスを見せ、特に2018年にはガールズケイリンコレクションいわき平ステージでの優勝が話題となりました。この年、ガールズグランプリにも出場権を得て、12月28日のガールズグランプリ2018では見事優勝を収め、初の賞金女王にも輝きました。

2019年には、ガールズグランプリにおいて2連覇を達成し、再び賞金女王の座を手にしました。また、彼女の競走回数は非常に多く、2019年には77回もレースに出場し、そのうち67回で1着を獲得。メディアへの出演もあり、特に『踊る!さんま御殿!!』に登場したことが記憶に残っています。

さらなる記録と挑戦

2020年にはガールズケイリン連勝記録を34に更新、さらには通算300勝、400勝、そして2023年には500勝を達成するなど、数々の競輪の歴史に新たなページを刻みました。このような快挙は、彼女がガールズケイリン界において多大な貢献をしていることを示しています。

最近の状況

近年は怪我に悩まされることもありましたが、2023年には復帰し、初のGIタイトルを獲得し、ガールズグランプリ2023への出場権も得ました。しかし、競技は簡単ではなく、2023年のガールズグランプリでは3着に終わり、女王奪還はなりませんでした。

プライベートとエピソード

児玉選手は「お金大好き」と公言しており、車やブランドものにお金を使うことを楽しんでいます。また、ナショナルチームからの誘いを断った理由も、お金を稼ぎたいからと語っています。これらのエピソードから、彼女の競技への真摯な姿勢と個性を垣間見ることができます。

まとめ

児玉碧衣選手は競輪界において多くの記録を打ち立て、ファンからも親しまれています。今後も彼女の活躍がますます期待されることでしょう。

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