入江若葉

入江 若葉（いりえ わかば）のプロフィール

入江若葉（1943年5月12日生まれ）は、日本の女優で、本名は小林若葉です。東京都港区出身で、血液型はA型、身長160cm、体重48kgです。彼女は、アン・ヌフに所属しています。

来歴

若葉は、文化学院専門課程美術学科を卒業後、1961年に東映京都撮影所に入社。その年の5月27日には、内田吐夢監督による映画『宮本武蔵』でヒロインお通役を演じて女優デビューを果たしました。この作品をきっかけに、彼女は「東映京都のお姫様女優」として名を馳せました。

若葉は、女優としてのキャリアを構築する中で、1965年の『宮本武蔵 巌流島の決斗』以降はフリーランスとして活動を続けました。その後はテレビドラマを中心とした作品に多く出演し、特に日本の伝統文化を背景にした作品が多いことが特徴です。在籍していた東映では、数々の映画に出演し続け、女優としてのキャリアを着実に築いてきました。

波乱の経歴

1975年、若葉は一時的に女優業を休業し、家族と共にとんかつ店を経営しました。しかし、1980年には再び俳優として復帰し、テレビ映画『旅がらす事件帖』に出演。その後も大林宣彦監督の作品などに出演し、女優としての存在感を発揮しています。また、母である入江たか子と共演した『時をかける少女』等では、親子共演が話題となりました。

主な出演作品

映画

入江若葉は多数の映画に出演しており、特に『宮本武蔵』シリーズではお通役を演じ、多くのファンから支持を得ました。1970年代から1980年代にかけては、幅広いジャンルの作品に登場し、特にヒロイン役や母親役として評価されることが多かったです。例えば『転校生』や『時をかける少女』、『廃市』などは彼女の代表的な映画です。

テレビドラマ

彼女はまた、テレビドラマでも活躍し、数多くの作品に出演しました。その中でも、『水戸黄門』や『必殺シリーズ』、さらには『鬼平犯科帳』など、日本のテレビドラマにおける重要な役柄を数多く演じてきました。特に、時代劇における彼女の演技は多くの視聴者から愛されました。

舞台活動とその他

1986年には演劇集団『江戸組』を主宰し、舞台での活動も行っています。また、CMにも出演し、トクホンやローレットなどでその存在感を示しました。彼女の経歴を通じて、女優としてだけでなく、多くの分野でもその才能を発揮してきたことが明らかです。

結論

入江若葉は、日本の映画やテレビドラマの世界で長いキャリアを持つ女優として、多くのファンから支持され続けています。彼女の豊かな表現力と多才な演技力は、今後も多くの作品で引き続き観ることができるでしょう。

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