八代市立東陽小学校

八代市立東陽小学校の紹介

八代市立東陽小学校は、熊本県八代市東陽町南に位置する公立学校です。この学校は、2013年4月に創立され、長い歴史を持つ2つの小学校（河俣小学校、種山小学校）と1つの分校（内ノ木場分校）が統合されて新たに設立されました。開校以来、2023年には創立10周年を迎え、地域社会に深く根付いた教育機関としての役割を果たしています。

学校の歴史と成り立ち

八代市立東陽小学校の設立は、地域の教育資源を有効活用するための一環として行われました。統合された旧学校の校地や校舎は、新しい学校での教育活動に活用され、これまでの歴史と伝統が受け継がれています。地域の子どもたちは、ここで新たな学びの場である東陽小学校で成長し、地域との結びつきを深めていきます。

校訓と教育目標

学校の校訓は「自主・剛健・奉仕」となっており、子どもたちが自ら進んで行動し、たくましく成長し、他者に優しく奉仕できる人になることを目指しています。また、学校教育の目標には「ふるさと東陽を愛し、自ら学び、心豊かにたくましく生き、夢実現に向け未来を切り拓く東陽っ子の育成」という大きなビジョンが掲げられています。

教育の基調

東陽小学校では、子どもたちが主役となる教育が重視されています。子どもたちが「行きたい」と思える楽しい学校作りを目指し、基礎・基本を確実に身につけることができるよう、教育活動が展開されています。教員たちは、子どもたちの学ぶ意欲を引き出し、それぞれの成長をサポートするための取り組みを実施しています。

校章と校歌

校章は、地域名産のショウガとシンボルである石橋を象徴的に表現し、中央には「東陽」の文字が縦書きでデザインされています。この校章は、地域への愛着を示すとともに、学校のアイデンティティを強化する役割を担っています。また、校歌は作詞・作曲ともに地域の方々によるもので、歌詞には「東陽小学校」の名前が繰り返し登場し、学校への誇りが歌われています。

通学区域と関連施設

八代市の東陽町全域を通学区域としている東陽小学校は、通学に便利な位置にあります。近隣には八代市立東陽中学校があり、子どもたちがスムーズに進学できるような環境が整っています。また、学校周辺には八代市東陽学校給食センターや八代市商工会東陽支所など、地域の連携が生まれやすい施設が多く存在しています。

アクセス

東陽小学校へのアクセスは、JR九州の鹿児島本線「有佐駅」や、九州産交バス「種山」・「石匠館入口」停留所からの利用が可能です。さらに、国道443号や熊本県道155号氷川八代線など、主要な幹線道路も近く、交通の便が良好です。

周辺環境

学校の周辺には、ジンジャーの森や道の駅東陽（せせらぎ）といった自然や観光スポットもあり、地域とのつながりを深める機会が多く提供されています。さらに、若宮神社や石橋公園など、地域の文化や歴史を学ぶ場もあり、子どもたちが多様な体験を通じて成長していくことが期待されています。

八代市立東陽小学校は、地域に根づいた教育を大切にしながら、未来を担う子どもたちの育成に努めています。

もう一度検索