八女市星の文化館

八女市星の文化館

八女市星の文化館は、福岡県八女市にある公開天文台で、愛称は「星の文化館」として親しまれています。この天文台の最大の魅力は、九州地方で最大級の口径を誇る反射望遠鏡を備えていることです。これにより、非常に詳細な天体観測が可能となり、多くの天文ファンや一般の人々にとって、星空の魅力を深く体験できる場所となっています。

利用案内

開館時間

月・土・日・祝：10:30～22:00（最終入館 21:30）
水・木・金：13:00～22:00（最終入館 21:30）

休館日

毎週火曜日
年末年始（祝日でも春・夏休み期間中は開館）

開館時間については曜日によって異なるため注意が必要です。特に、火曜日が休館日であることと、祝日であっても春休みや夏休み期間中は開館していることを覚えておくと良いでしょう。

施設・観測機材

文化館には、以下の観測機材が設置されています。

口径65cm反射望遠鏡（ミカゲ光器製）
この望遠鏡は、中程度の口径を持ち、様々な天体を観測するのに適しています。月面や惑星、明るい星雲などを詳細に観察することができます。
口径100cm反射望遠鏡（西村製作所製）
九州最大級の口径を誇るこの望遠鏡は、より暗い天体や遠方の銀河を観測するのに優れています。観測会では、この望遠鏡を通して驚くべき宇宙の姿を体験できます。
* プラネタリウム（5m径ドーム メディアグローブΣ 25席）
5mのドームを持つプラネタリウムでは、星空の解説や宇宙の映像を楽しむことができます。天候に左右されずに星空を学べるため、天文初心者にもおすすめです。

交通アクセス

公共交通機関

JR九州鹿児島本線羽犬塚駅から堀川バス黒木ゆき、または柴庵ゆきに乗車し、「福島」バス停で下車します。その後、堀川バス星野ゆきに乗り換えて「池の山前」バス停で下車し、そこから徒歩約20分（1.6km）です。

自動車

九州自動車道八女インターチェンジから約28kmの距離です。駐車場も完備されているため、マイカーでの訪問も便利です。

その他の情報

星の文化館は、単なる天文観測施設ではなく、地域における文化的な交流の場としても機能しています。定期的に開催される観望会や講演会、ワークショップなどを通じて、星空の魅力をより深く理解することができます。また、ファミリー向けのイベントも多く開催されるため、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめる施設です。

まとめ

八女市星の文化館は、九州最大級の反射望遠鏡を有する公開天文台であり、天体観測、プラネタリウム、様々なイベントを通じて、宇宙や星空の魅力を身近に感じられる場所です。天文ファンはもちろん、家族連れや友人同士でも楽しめるので、ぜひ一度訪れてみてください。都会の喧騒を離れ、静かな環境の中で星空を見上げ、宇宙の神秘に触れることができるでしょう。

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