八女インターチェンジ

八女インターチェンジ：九州自動車道の要衝

八女[インターチェンジ]は、福岡県八女市と筑後市にまたがる[九州自動車道]のインターチェンジです。11番として位置づけられ、八女市街地や筑後市へのアクセスはもちろん、大川市や旧黒木町方面へのアクセスにも非常に便利です。

道路情報と接続道路

八女ICは九州自動車道に接続し、国道442号（八女筑後バイパス）と接続しています。2013年3月30日、八女筑後バイパスとの接続が完了しました。ICとバイパス、旧道の接続部は立体交差となっており、スムーズな交通の流れを確保しています。

料金所情報

料金所のブース数は合計7つです。

入口: ブース数3 (ETC専用2、一般1)
出口: ブース数4 (ETC専用1、一般3 うち自動収受機1)

周辺情報

八女IC周辺には多くの観光地があります。歴史的な史跡である岩戸山古墳、伝統工芸を体験できるべんがら村、八女伝統工芸館、自然豊かな船小屋温泉、そして雄大な筑後川昇開橋など、見どころが満載です。

標識とアクセスに関する特記事項

接続道路は国道442号ですが、出口標識では少し離れた国道3号・国道209号も案内されています。また、上り線進入部の加速車線は約700mと長く、一見3車線に見えるほどです。下り線の案内標識には、かつて「柳川」も含まれていましたが、2009年3月29日のみやま柳川IC開通に伴い削除されました。現在、柳川方面へはみやま柳川ICの方が近いためです。

八女バスストップ：利便性向上への取り組み

八女ICには、八女バスストップが併設されています。八女市と[西日本鉄道]は、2012年1月24日にパークアンドライド協定を締結し、高速バス利用者の利便性向上に努めています。八女市が高速バス利用者専用の駐車場を整備し、西鉄は福岡市や福岡空港方面へのパークアンドライド向け定期券・回数券を発売しています。

バス停は高速道路本線車道外側に設置され、バスはインターチェンジに進入することなく乗客の乗降が可能です。上り線と下り線でバス停の位置は異なります。2016年4月には上り線側のバス停を北側に移設し、駐車場までの距離を大幅に短縮。同時に、防犯灯の設置や階段のスロープ化なども行われ、利便性が向上しました。

停車路線

八女バスストップには、西鉄の高速バスが停車します。また、八女IC南側の福岡県道96号八女瀬高線には「八女インター前」停留所があり、一般路線バスも運行しています。2016年のバス停移設により、高速バス停から「八女インター前」停留所までの距離は長くなりましたが、スロープの設置などにより、歩行のしやすさは向上しています。

隣接IC

八女ICの隣接ICは、上り方面が(10-1)広川IC、下り方面が(11-1)みやま柳川ICです。広川SAも八女ICの近くに位置しています。

まとめ

八女インターチェンジは、交通アクセスと観光の両面で重要な役割を担う施設です。周辺の観光地へのアクセス拠点として、また、福岡方面への通勤・通学にも便利な拠点として、地域社会に大きく貢献しています。今後も、利用者の利便性向上のための取り組みが期待されます。

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