八積駅

八積駅について

八積駅（やつみえき）は、千葉県長生郡長生村岩沼に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）外房線の駅です。1898年に房総鉄道の岩沼駅として開業し、その後、1915年に現在の八積駅へと改称されました。長生村のコミュニティセンターと合築された駅舎が特徴的です。

歴史

1898年（明治31年）3月25日：房総鉄道の岩沼駅として開業。当時は旅客と貨物の両方を取り扱っていました。
1907年（明治40年）9月1日：房総鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の駅となりました。
1915年（大正4年）3月11日：八積駅に改称されました。
1962年（昭和37年）10月1日：貨物の取り扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。
1988年（昭和63年）8月31日：コミュニティセンターと合築した新しい駅舎が完成しました。
1992年（平成4年）：「霞が関ビル記念賞」を受賞しました。
2004年（平成16年）10月16日：ICカード「Suica」の利用が可能となり、東京近郊区間に組み込まれました。
2010年（平成22年）12月4日：データイムに京葉線直通の快速列車が停車するようになりました。

駅構造

八積駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。各ホームは跨線橋で結ばれています。通常、線路の番号は駅舎側から順に1番線となることが多いですが、八積駅では例外的に駅舎側の線路が2番線、反対側の線路が1番線となっています。これは、千葉方面に向かう列車が2番線、安房鴨川方面に向かう列車が1番線を利用するためです。

駅の管理は、茂原統括センター（茂原駅）が行っており、業務はJR東日本ステーションサービスに委託されています。駅には、簡易Suica改札機、自動券売機、乗車駅証明書発行機が設置されています。

駅舎は、長生村コミュニティセンターと一体となっており、地域住民の交流拠点としての役割も担っています。

のりば

(出典：JR東日本:駅構内図)

のりば	路線	方向	行先
--	--	--	----	----
1	■外房線	下り	安房鴨川方面
2	■外房線	上り	千葉・東京方面

ホームは10両編成の列車まで対応しています。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は651人です。JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度（平成2年度）以降の1日平均乗車人員の推移は以下のようになっています。

(省略。表データは省略)

駅周辺

駅前にはラウンドアバウト（環状交差点）があり、千葉県道227号八積停車場線が通っています。駅周辺には、長生村の施設や住宅地が広がっています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■外房線

■快速（総武線経由）：通過
■快速（京葉線経由）・■普通（各駅停車）：茂原駅 - 八積駅 - 上総一ノ宮駅

脚注

[記事本文の出典は省略]

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 駅の情報（八積駅）：JR東日本

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