公館駅

公館駅 (G07)

公館駅は、台湾の台北市中正区と大安区の境界に位置する、台北[[捷運]]（MRT）新店線の駅です。駅番号はG07で、駅名には副駅名として「台湾大学」が付与されています。この駅は、羅斯福路の地下、新生南路と舟山路の交差点の間に位置しています。駅名は、この地域の地名と、かつて存在した台湾鉄路管理局新店線の駅名「公館駅」に由来しています。

かつての台鉄公館駅は、現在のMRT駅とは異なる場所にあり、実際にはMRT水源地駅の方が近い位置にありました。

利用可能な鉄道路線

台北[[捷運]]
新店線（松山新店線）

歴史

台鉄公館駅

当時の駅は、現在の位置から南西約1km離れた、汀州路三段203巷と羅斯福路四段196巷の交差点付近にありました。

1921年1月22日: 臺北鐵道新店線萬華駅～公館駅間が開通し、駅の運用が開始。
1921年3月25日: 新店線が新店駅まで延伸。
1949年6月1日: 台湾鉄路管理局新店線に編入。
1965年3月25日: 台湾鉄路管理局新店線の廃止に伴い、駅も廃止。

捷運公館駅

当初の計画では、新生南路口に台湾大学駅、基隆路口に公館駅を設置する予定でした。しかし、後に両駅を統合し、現在地に設置することになりました。

1999年11月11日: 台北[[捷運]]新店線古亭駅～新店駅間が開業し、駅の運用を開始。
2015年: 可動式ホーム柵の供用を開始。

駅構造

島式ホーム1面2線の地下駅。
出入口は4箇所。

駅階層

地下1階：コンコース階
地下2階：プラットフォーム階

駅出口

出口1: 羅斯福路西側、水源市場。
バリアフリー対応エレベータ、および聯合開発ビルとの連絡口が設けられています。
出口2: 羅斯福路東側、舟山路口、銘伝国小。
出口3: 羅斯福路東側、新生南路口、台湾大学。
公館郵便局が併設されています。
出口4: 羅斯福路西側、三軍総合病院汀州院区。

利用状況

公館駅の北東側には台湾大学のキャンパスが広がり、西側には公館夜市があります。公館夜市には、流行の店や飲食店が多数あり、夜間や休日には多くの人で賑わっています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。
国立台湾大学（本キャンパス）
台北水道水源地（自来水博物館、公館浄水場）
東南亜戲院
金石堂書店（本店）
台大尊賢会館
水源ビル
水源市場
台北市交通裁決所
国立台湾科技大学
民族国中
銘伝国小
台湾電力公司総管理処（本駅と台電大楼駅間）
YouBike（台北市公共自転車）

また、駅周辺のバス路線も充実しており、羅斯福路にはバス専用道と「捷運公館駅」バス停、新生南路には「台大」バス停、基隆路には「公館」バス停があり、多くのバスが運行しています。これらのバスを利用することで、景美、木柵、新店、中永和などの地域や、台北市の中心部へ移動できます。また、長距離バスを利用して、基隆、新竹、竹北へ行くこともできます。

パブリックアート

駅構内には、パブリックアートとして「偷窺」（覗き見）が展示されています。この作品は、ガラス繊維、投影機、撮影機、スクリーンで構成されており、作者は陳健氏と蔡淑瑩氏です。

隣の駅

台湾鉄路管理局（廃線）

新店線：水源地駅 - 公館駅 - 万隆駅

台北[[捷運]]

* 新店線：台電大楼駅 (G08) - 公館駅 (G07) - 万隆駅 (G06)

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