兵庫県道17号西脇三田線

兵庫県道17号西脇三田線

兵庫県道17号西脇三田線は、兵庫県西脇市から三田市を結ぶ主要地方道であり、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、西脇市の中心部と三田市の中心部をダイレクトに結ぶ幹線道路としての役割を果たしています。路線の大部分は2車線で構成されていますが、神戸市と三田市の境界付近から終点にかけては、交通量の多い区間を円滑にするため4車線で供用されています。

起点：西脇市上野（国道427号交点、上野交差点）
終点：三田市八景町（国道176号交点、八景中学校前交差点）
総延長：30.307 km

経由する市

西脇市
加東市
三木市
神戸市（北区）
三田市

各市区町村の状況

西脇市・加東市: 西脇市内では、市の中心部を南北に縦断します。加東市内では、国道175号社バイパスまでは南北に縦断し、以東は中国自動車道に沿って東西に走ります。
三木市・神戸市・三田市: 三木市内では、中国自動車道吉川インターチェンジ付近を東西に通過し、吉川地区の中心部を通過します。かつては渡瀬バイパス開通前に1車線区間が存在しましたが、バイパスの開通により全線2車線以上が確保されました。神戸市内では、六甲山地の北側を東西に走り、三田市との境界付近から4車線となります。三田市内では、ラダーパターン道路網の重要な一部として機能し、北摂三田ニュータウンの東側を縦断した後、三田市の中心部へと至ります。

歴史

1993年（平成5年）5月11日 - 建設省により、県道西脇三田線が主要地方道「西脇三田線」として指定されました。

路線状況

バイパス

渡瀬バイパス: 全長940mの片側1車線のバイパスで、2010年3月25日に開通しました。開通以前は、旧道区間が大型車のすれ違いが困難なほどの狭隘な道幅であったため、バイパス建設によって安全性が向上しました。
稲田バイパス: 1990年10月1日に吉安交差点-金会間が開通しました。

重複区間

以下の区間において、他の県道との重複が見られます。

兵庫県道144号西脇口吉川神戸線（加東市下久米 - 加東市上久米・上久米交差点）
兵庫県道20号加古川三田線（三木市吉川町古市・渡瀬橋北詰交差点 - 三田市八景町・八景中学校前交差点）
兵庫県道73号山田三田線（神戸市北区長尾町上津・岩谷口交差点 - 三田市八景町・八景中学校前交差点）

地理

この県道は、以下の自治体を通過します。

西脇市
加東市
三木市
神戸市（北区）
三田市

主要な交差道路

国道427号
国道175号
国道176号

沿線施設

沿線には、以下の施設などがあります。

黒滝（美嚢川）
* 吉川温泉よかたん/道の駅よかわ

兵庫県道17号西脇三田線は、地域の生活、経済活動を支える重要な道路として、今日も利用されています。

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