兵庫県道19号加古川高砂線

兵庫県道19号加古川高砂線

兵庫県道19号加古川高砂線（ひょうごけんどう19ごう かこがわたかさごせん）は、兵庫県加古川市から同県高砂市へと続く主要地方道です。地域の交通網において重要な役割を担っています。

概要

この道路は、加古川市の中心市街地を起点とし、南西方向へと進路を取ります。経路の途中、養田交差点において兵庫県道718号明石高砂線（かつて国道250号として利用されていた区間）と合流し、重複する区間が始まります。そのまま高砂市へと入り、高砂町藍屋町まで到達します。道路構造としては、全線にわたり2車線が確保されており、国の主要幹線道路である国道2号と国道250号（明姫幹線）を結ぶ連絡路として機能しており、周辺地域の交通分散や円滑化に貢献しています。

路線データ

本路線の主なデータは以下の通りです。

起点: 加古川市加古川町寺家町（国道2号との交点にあたる大川町交差点）
終点: 高砂市高砂町藍屋町（兵庫県道210号との交点にあたる相生橋西詰交差点）
総延長: 2.632 キロメートル

歴史

加古川高砂線が主要地方道として位置づけられるまでの経緯は以下の通りです。

1954年（昭和29年）1月20日: 建設省（現在の国土交通省）により、主要地方道「加古川高砂線」として指定を受けました。
1954年（昭和29年）11月24日: 兵庫県が県道として正式に認定を行い、県道19号加古川高砂線となりました。
1993年（平成5年）5月11日: 建設省が、県道加古川高砂線を再度主要地方道として指定。これにより、重要度の高い幹線道路としての位置づけが改めて確認されました。

路線状況

加古川高砂線には、他の県道との重複区間が存在します。具体的には以下の通りです。

兵庫県道718号明石高砂線: 加古川市尾上町にある養田交差点から始まり、終点である高砂市高砂町の相生橋西詰交差点までの区間が県道718号と重複しています。

地理

本路線が通過する自治体および主要な交差点は以下の通りです。

通過する自治体

道路は以下の2つの市を通過します。

加古川市
高砂市

交差する主な道路

本路線が接続または交差する主要な道路は以下の通りです。括弧内は所在地および交差点名を示しています。

国道2号、兵庫県道18号加古川小野線（加古川市加古川町寺家町・大川町交差点） - これが本路線の起点となります。
国道250号 明姫幹線（加古川市加古川町南備後・今福西交差点） - 地域の大動脈である国道250号と接続します。
兵庫県道718号明石高砂線（加古川市尾上町養田・養田交差点） - ここから県道718号との重複区間が始まります。
兵庫県道210号高砂港線、兵庫県道718号明石高砂線（高砂市高砂町藍屋町・相生橋西詰交差点） - ここが本路線の終点であり、県道718号との重複も終了します。

関連項目

兵庫県の県道一覧

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