兵庫県道7号青垣柏原線

兵庫県道7号青垣柏原線：丹波地方を繋ぐ主要道路

兵庫県道7号青垣柏原線は、兵庫県丹波市青垣町と丹波市柏原町を結ぶ、全長約13.3kmの主要地方道です。別名は『丹波の森街道』として親しまれており、豊かな自然に囲まれた丹波地方の重要な交通路となっています。

歴史と変遷

この道路の歴史は古く、1954年1月20日に主要地方道柏原和田山線として認定されました。その後、1971年7月1日に兵庫県道7号柏原和田山線となり、1982年7月1日には現在の名称である兵庫県道7号青垣柏原線へ改称されました。この改称には、国道427号の制定とそれに伴う重複区間の廃止が大きく関わっています。1993年には建設省から主要地方道として指定され、今日に至るまで地域社会を支える重要な道路として機能しています。

路線状況と周辺環境

青垣柏原線は、丹波市の青垣町小倉（国道427号との交点）を起点とし、柏原町柏原（国道176号との交点）を終点としています。沿線には、豊かな自然が広がり、のどかな田園風景や美しい山々を望むことができます。

主要な交差道路

青垣柏原線は、いくつかの主要道路と交差しています。

国道427号（起点）
京都府道・兵庫県道109号福知山山南線（丹波市氷上町沼 - 丹波市氷上町御油）
国道175号・国道176号（丹波市氷上町稲継 - 丹波市氷上町横田）
国道176号（終点）

これらの道路との接続により、丹波地方内外の地域をスムーズに結ぶ役割を果たしています。

道の駅と観光

沿線には、道の駅あおがきがあります。この道の駅は、地域の特産品販売や休憩施設として利用され、観光客にも人気のスポットとなっています。青垣柏原線は、地域の観光振興にも貢献していると言えるでしょう。

地理的特徴

青垣柏原線は、丹波市のほぼ中央部を東西に貫通するように走っています。丹波地方特有の丘陵地帯や盆地などを通り抜け、地域住民の生活道路として、また、観光道路としても重要な役割を果たしています。

まとめ

兵庫県道7号青垣柏原線は、単なる道路ではなく、丹波地方の歴史と文化、そして人々の暮らしを繋ぐ重要なインフラです。その歴史と役割、そして周辺の豊かな自然環境を理解することで、この道路の持つ価値をより深く認識することができるでしょう。今後も地域社会の発展に貢献していくことが期待されます。

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