内野西が丘駅

内野西が丘駅

内野西が丘駅は、新潟県新潟市西区内野西が丘2丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）越後線の駅です。周辺の住宅地「パレットタウン西新潟」の開発に合わせて開設されました。

歴史

内野西が丘駅周辺は、1970年代以降、住宅地としての開発が急速に進みました。新潟西高校や西内野小学校の開校も重なり、人口が増加し続けました。しかし、越後線が近くを通るにもかかわらず、公共交通機関は新潟交通の路線バスのみで、住民は長年にわたり新駅の設置を要望していました。

1990年代後半になり、新潟西高校の東側の水田を宅地開発することが決定し、新駅設置の検討が再開されました。2000年5月には、内野西土地区画整理組合がJR新潟支社に新駅設置の要望書を提出。2004年2月には、同組合が駅舎・駅前広場の建設費を負担することでJRと合意し、工事が始まりました。駅名は公募により「内野西が丘」に決定。仮称は「西高校前駅」でした。

年表

2005年（平成17年）3月1日：開業
2006年（平成18年）1月21日：ICカード「Suica」の利用が可能に
2017年（平成29年）7月10日：住居表示の実施により、住所が変更

駅名の由来

駅名は、古くから新潟市の西の中心地として栄えた内野の西に位置すること、そしてニュータウンの明るいイメージを「丘」という言葉で表現することから名付けられました。駅周辺の住宅地は新潟砂丘の上にありますが、駅施設や新興住宅地は水田を埋め立てて造成された低地にあります。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホームは線路の西側にあります。新潟駅が管理する無人駅で、ホーム入口には簡易Suica改札機と自動券売機が設置されています。無人駅ですが、多客時には有人駅として機能できるよう、窓口と事務室が設けられています。駅舎内には待合室とトイレ、駅舎横には自動販売機があります。

駅を跨ぐ跨線橋があり、将来的な橋上駅舎への改築が可能な設計となっています。バリアフリー対策として、駅舎入口にはスロープ、跨線橋にはエレベーターが設置されています。

利用状況

2010年度までの年間乗車人員は新潟市の統計書に掲載されていますが、無人駅であるため、2011年度以降の乗車人員データは非公表となっています。

駅周辺

駅周辺は、約600区画の住宅地「パレットタウン西新潟」として開発されており、駅はその中心部に位置しています。

西口側

新潟県立新潟西高等学校
新潟市立西内野小学校
NHK新潟放送局 AMラジオ送信所
新潟県道2号新潟寺泊線
どんち池
新潟交通 内野営業所
ウエルシア新潟西内野店
原信 内野店

東口側

新潟県自治研修所

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■越後線

越後赤塚駅 - 内野西が丘駅 - 内野駅

脚注

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
請願駅

外部リンク

駅の情報（内野西が丘駅）：JR東日本
パレットタウン西新潟 - ウェイバックマシン

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