出羽平真一

出羽平真一について

出羽平真一（でわたいら しんいち）は、1974年9月13日に東京都足立区で生まれ、出羽海部屋に所属していた元大[[相撲]]力士です。本名は平伸一（たいら しんいち）。身長178cm、体重152kgという体格で、突き押しを得意としていました。趣味は散歩という一面も持っています。

相撲との出会いと学生時代の活躍

小学校4年生の頃から相撲を始めた出羽平は、めきめきと頭角を現し、小学校6年生の時にはわんぱく[[相撲全国大会]]で優勝を果たしました。中学校3年生の時にも中学生[[横綱]]となるなど、早くからその才能を発揮していました。埼玉栄高校時代には全国大会に出場し、将来を嘱望される存在となります。さらに日本大学に進学後も、全日本[[相撲選手権大会]]で入賞するなど、学生相撲界でもその実力を示しました。

大[[相撲]]の世界へ

大学卒業と同時に出羽海部屋に入門し、1997年3月場所に幕下付出として初土俵を踏みました。1998年1月場所には、東幕下16枚目の地位で7戦全勝という圧倒的な成績で幕下優勝を果たします。通常、幕下15枚目以内で優勝すれば十両昇進となりますが、わずか半枚の差でその機会を逃してしまいます。しかし、続く3月場所でも4勝3敗と勝ち越し、1998年5月場所に十両昇進を果たしました。これは、10代出羽海が育てた初の子飼い関取誕生という快挙でした。

十両での戦いと引退

十両に昇進した出羽平は、突き押し相撲を武器に一時十両に定着し、幕内も狙える位置まで番付を上げました。しかし、調子の波が激しく、突き押しで攻めきれない時には、胸を合わせて大きな相撲を取ってしまうという課題がありました。そのため、十両から抜け出すことができず、2000年3月場所を最後に幕下へ陥落。同年7月場所を全休したのを最後に、現役を引退しました。

引退後の活動

引退後は、母校である日本大学の職員となり、日大[[相撲]]部や埼玉栄高校相撲部の指導に携わっています。また、自身が育った小松竜道場で相撲を指導する機会も設けています。出羽平は、全国大会化後のわんぱく[[横綱]]経験者として初の関取昇進者であり、その経験を活かして後進の育成に力を注いでいます。

主な戦績

通算成績: 116勝105敗14休 勝率.525
十両成績: 79勝86敗 勝率.479
現役在位: 21場所
十両在位: 11場所

各段優勝

幕下優勝: 1回（1998年1月場所）

場所別成績

(場所別の詳細な成績は省略します。)

改名歴

平 伸一（たいら しんいち）1997年3月場所
出羽平 伸一（でわたいら -）1997年5月場所 - 1999年1月場所
出羽平 真一（読み方同じ）1999年3月場所 - 2000年7月場所

参考文献

大[[相撲]]力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

出典

日本相撲協会 - 出羽平 真一
相撲レファレンス - 出羽平 真一

関連項目

大[[相撲]]力士一覧

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