別府駅 (福岡県)

別府駅の紹介

別府駅（べふえき）は、福岡県福岡市城南区別府二丁目に位置する福岡市地下鉄七隈線の駅です。駅番号はN10に与えられています。この駅のシンボルマークは、過去に空港線・箱崎線のシンボルを手がけたデザイナー、西島伊三雄によるものです。彼は2001年に亡くなりましたが、その前に描かれた原案は彼の息子であるグラフィックデザイナー西島雅幸によって完成されました。シンボルマークは別府大橋跨線橋と雲を「べ」の字にデザインしたもので、駅の識別カラーはDIC-641（系統色名：こい青）です。この色は福大前駅、次郎丸駅とも共通しています。

駅の概要

別府駅は地下に位置する1面2線の島式ホームを持つ駅で、国道202号の真下に建設されています。各階の面積は地上151平方メートル、地下1階が3,852平方メートル、地下2階が3,330平方メートルとなっており、駅の長さは243メートルで、七隈線の中では最も長い駅となっています。利用者の視線を引く「個性化壁」には、白から薄灰色の大理石（ビアンコカララ、300mm×300mm×厚さ13mm）が使われています。

利用状況

2023年度における別府駅の1日平均乗車人員は6,937人でした。開業以来、この数字は逐次変化しており、駅の利用状況における重要な指標となっています。

駅の歴史

別府駅の設計は2001年5月11日に始まり、2002年3月6日には実設計が完了しました。施工は2003年1月24日から2004年7月31日まで行われ、最終的にこの駅は2005年2月3日に開業を迎えました。開業当初から業務委託駅として運営されています。

駅周辺の環境

別府駅の周辺には複数の出入口が存在し、国道202号の北側には1番と3番、南側には2番の出入口があります。3番出入口の近くには城南区役所が建てられており、ここはかつて国鉄筑肥線の鳥飼駅があった場所でもあります。筑肥線の区間が廃止された約22年後の2005年に別府駅は開業しました。また、別府大橋跨線橋は、筑肥線の線路をまたいで通る別府橋通りの名残を残しています。

各出入口の周辺施設

• - 1番出入口: 中村大学前交差点、福岡県警早良警察署別府交番、福岡市立城西中学校、福岡市立別府小学校など
• - 2番出入口: 別府幼稚園、西鉄バス別府駅前バス停、セブン-イレブン福岡城南店、福岡鳥飼病院など
• - 3番出入口: エグザス城南、城南区役所、城南保健所、別府薬師如来など

隣接駅には茶山駅（N09）と六本松駅（N11）があり、地域の交通網の中で重要な役割を果たしています。別府駅は今後も多くの人々に利用され続けるでしょう。

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