次郎丸駅

次郎丸駅について

次郎丸駅（じろうまるえき）は、福岡県福岡市早良区次郎丸一丁目に存在する福岡市地下鉄七隈線の駅であり、駅番号はN02です。この駅は、地域の交通の要所として重要な役割を果たしています。駅のシンボルマークは、西島伊三雄がデザインしたもので、彼は2001年に亡くなりました。彼のデザインは息子の西島雅幸によって完成され、室見川上流で放流されるホタルをモチーフにしています。また、駅の識別カラーは「こい青」のDIC-641で、これは別府駅や福大前駅と共通しています。

次郎丸駅は橋本駅が管理しており、JR九州サービスサポートが駅業務を受託しています。かつてはJR西日本福岡メンテックが駅業務を受託していましたが、その業者は現在はJR西日本中国メンテック福岡支店に変わっています。

駅の歴史

次郎丸駅の開業に向けた工程は、まず2000年6月26日に設計が始まりました。この設計は長澤建築設計事務所が担当し、約8ヶ月の計画期間を経ました。その後、2003年1月24日から2004年7月31日まで施工が行われ、施工は銭高・白石建設工事共同企業体によって行われました。駅は2005年2月3日に開業し、開業当初から業務委託駅として運営されてきました。

次郎丸駅の構造は、島式ホームを持つ地下駅で、1面2線の設計となっています。毎日の利用者の便宜を考えて、駅内各階の面積は約74平方メートルの地上部分に加え、地下1階は約2,690平方メートル、地下2階は約2,452平方メートルとなっています。目を引く「個性化壁」に使用されているソイルセラミックスタイルは、緑褐色のタイルで、300mm×300mmのサイズを持ち、厚さは12mmです。

利用状況

2023年度の次郎丸駅の1日平均乗車人員は3,403人に達しており、開業以降の利用者数の推移は、駅の発展を示しています。駅は地域の住民にとって不可欠な存在であり、多くの人々が日々利用しています。

駅周辺の施設

次郎丸駅の周辺には、多くの教育機関や商業施設があります。例えば、福岡医療短期大学、福岡歯科大学、福岡県立福岡講倫館高等学校、福岡市立有田小学校、田村小学校などが近くに位置しています。また、憲育保育園やスターバックスコーヒー福岡次郎丸店、ハローデイ次郎丸店、ダイレックス次郎丸店、タイヤ館 次郎丸店もあり、便利な生活環境が整っています。

さらに、西鉄バスの「次郎丸駅前」や「昭和新町」停留所も近くにあり、公共交通機関の利便性が高いエリアでもあります。地域の商業と教育が融合したこのエリアは、住みやすい環境を提供しています。

隣接駅

次郎丸駅の隣には、福岡市交通局の七隈線が運行されており、橋本駅（N01）と賀茂駅（N03）が隣接しています。これにより、公共交通機関を利用する際の利便性が一層高まっています。次郎丸駅は、地域の中心として、交通の円滑化と地域発展に貢献し続けています。

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