加古川市立平岡中学校

加古川市立平岡中学校

概要

兵庫県加古川市平岡町新在家に所在する公立中学校です。本校は、教育理念として「自立」と「友愛」を校訓に掲げており、生徒一人ひとりが主体性を持ち、互いを尊重し協力し合える関係を築くことを目指しています。日々の教育活動の中で、生徒たちの健全な成長と、地域社会に貢献できる人材の育成に重点を置いています。特に、生徒間の良好なコミュニケーションを促進するため、挨拶運動などにも積極的に取り組んでいます。

沿革

本校は1972年4月、加古川市立中部中学校の校区の一部を分離する形で開校しました。創立当初は、平岡小学校の敷地内に設置されたプレハブ校舎を仮校舎として使用していました。同年12月には現在の場所に新たな校舎が完成し、翌1973年1月に仮校舎から移転しました。その後も教育環境の整備は進められ、1973年3月には運動場が完成しました。学校のシンボルとなる校旗と校章は1973年5月に制定され、これらは山本嘉彦氏によってデザインされました。校歌は1974年1月に誕生し、当時の校長であった笹田正治氏が作詞を手がけ、尾辻健一教諭が作曲を担当しました。体育館は1975年5月に、プールは1977年4月に完成し、主要な教育施設が整えられました。1980年代に入ると、地域の人口増加に伴い生徒数が急増し、1982年4月には生徒数が2000人を超え、47学級という大規模校となりました。この生徒数増加に対応するため、1983年4月には校区の一部を分離する形で加古川市立平岡南中学校が新設されました。本校の生徒数も適正化され、教育環境の維持が図られました。その後、1984年3月には武道場が完成し、体育系の活動施設がさらに充実しました。

教育活動・特色

校訓である「自立・友愛」を基盤とした教育を実践しています。生徒たちが将来社会の一員として自立できるよう、学習指導だけでなく、生活指導やキャリア教育にも力を入れています。また、「友愛」の精神を育むため、互いを思いやり、助け合うことの大切さを日々の学校生活の中で指導しています。挨拶運動をはじめとする様々な活動を通じて、生徒たちのコミュニケーション能力と社会性の向上を図っています。

施設

校舎の他に、体育館、プール、武道場など、生徒たちの多様な活動を支援するための施設が整備されています。運動場も広く確保されており、体育の授業や部活動、学校行事などに活用されています。

年間行事

年間を通じて、生徒たちの成長を促し、思い出を作るための様々な行事が行われています。

4月：入学式
5月：1年生の野外活動、3年生の修学旅行（沖縄）
9月：運動会
10月：文化発表会
12月：生徒会会長選挙
3月：卒業式

これらの行事は、生徒たちの協力や主体性を育む貴重な機会となっています。

部活動

生徒の興味や体力、創造性を育むため、多岐にわたる部活動が活動しています。

運動部:
野球部、陸上競技部、バスケットボール部、バレーボール部、ソフトテニス部、バドミントン部、剣道部、ハンドボール部、サッカー部

文化部:
書道部、演劇部、管楽部、放送部、美術部、生花部、クラフト部

生徒たちは、部活動を通して技術や体力の向上だけでなく、チームワークや礼儀なども学んでいます。

地域環境・アクセス

学校は兵庫県加古川市の平岡町に位置しており、周辺には兵庫大学などの教育機関があります。最寄りの駅はJR東加古川駅で、比較的交通の便が良い立地です。また、近隣には横蔵寺や寺田池といった自然豊かな場所もあり、落ち着いた環境で学習に励むことができます。加古川バイパスも近くを通っており、車でのアクセスも便利です。

著名な卒業生

本校からは、プロ野球選手として活躍した七野智秀氏や、現役で活躍する内藤航世氏など、スポーツ分野をはじめとして様々な分野で社会に貢献する人材を輩出しています。

通学区域

加古川市内の特定の区域が本校の通学区域に指定されています。隣接する中学校には、加古川市立平岡南中学校、加古川市立中部中学校、加古川市立陵南中学校、稲美町立稲美北中学校、稲美町立稲美中学校、明石市立魚住中学校、播磨町立播磨中学校があります。

関連事項

兵庫県中学校一覧

外部リンク

加古川市立平岡中学校公式ウェブサイト

（上記情報は公開されているデータに基づいています）

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