加治駅

加治駅（かじえき）

加治駅は、新潟県新発田市下中（しもなか）に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。開業時は北蒲原郡加治村の中心駅でしたが、町村合併により駅構内は新発田市と旧加治川村の境界に跨る形となりました。

歴史

1914年（大正3年）6月1日：鉄道院信越線支線の新発田駅 - 中条駅間延伸時に開設されました。
1924年（大正13年）7月31日：線路名称改定により、羽越線の駅となりました。
1925年（大正14年）11月20日：線路名称再改定により羽越線が羽越本線へ改称され、同線の駅となりました。
1969年（昭和44年）10月1日：手荷物・小荷物配達取扱が廃止されました。
1972年（昭和47年）9月1日：貨物・手荷物・小荷物扱いが廃止され、簡易委託駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。
2004年（平成16年）10月31日：簡易委託が解除され、終日無人駅となりました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅です。ホームと駅舎は跨線橋で連絡しています。村上駅が管理する無人駅ですが、切符を販売する駅員が配置されることもあります。駅舎内には乗車駅証明書発行機の他、自動販売機、トイレなどが設置されています。Suicaなどの交通系ICカードは利用できません。

のりば

番線	路線	方向	行先
--	---	----	----
1	■羽越本線	上り	新発田・新潟方面
2	■羽越本線	下り	村上・酒田方面

(出典: JR東日本:駅構内図)

利用状況

JR東日本によると、2000年度（平成12年度）から2003年度（平成15年度）の1日平均乗車人員は以下の通りです。

年度ごとの乗車人員のデータは省略

駅周辺

駅の東側約6kmの場所には、日本三大不動尊の一つである菅谷不動尊があります。加治駅開設後は、参詣者のために駅からの人力車や乗合自動車が運行されていました。駅の南側を流れる加治川は桜の名所であり、かつては花見客向けに加治川仮乗降場も設けられていました。

加治駅前郵便局
新発田市立七葉中学校
JA北越後加治支店

バス路線

2017年10月現在、駅より徒歩10分ほどの七葉中学校を拠点として新発田市コミュニティバスが運行されており、東部の菅谷方面や新発田中心街方面とを結んでいます。また、駅を出て150mほどの市道沿いには同コミュニティバスの「加治駅前」バス停が設置されていますが、定期運行便はなく、事前予約があった場合のみ乗り入れます。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

□快速「べにばな」・■快速：通過

■普通：新発田駅 - 加治駅 - 金塚駅

外部リンク

* 駅の情報（加治駅）：JR東日本

もう一度検索