動物公園駅

動物公園駅

動物公園駅（どうぶつこうえんえき）は、千葉県千葉市若葉区源町に位置する、千葉都市モノレール2号線の駅です。駅番号はCM09が与えられています。

概要

当駅の大きな特徴は、北側にある出入口がペデストリアンデッキを通じて千葉市動物公園の正門ゲートに直結している点です。動物公園への主要なアクセス拠点として機能しています。

また、駅のすぐ近くには千葉都市モノレールの萩台車両基地が所在しており、ここから出入りする一部の列車が動物公園駅を始点または終点として運行されています。

歴史

1988年（昭和63年）3月28日：千葉都市モノレール2号線の開通と同時に開業しました。
2009年（平成21年）3月14日：ICカード「PASMO」の利用に対応しました。

駅構造

駅は高架上に設置されており、島式ホーム2面3線という特徴的なホーム配置を持っています。

利用者の利便性向上とバリアフリー化に対応するため、設備の整備が進んでいます。地上階から改札階へ向かうためのエレベーターは南側出入口に設置されています。また、改札階から各ホームへは、改札内に設けられたエレベーターを利用できます。

改札口は東側に1箇所のみです。自動改札機と自動券売機が設置されており、スムーズな乗降や乗車券の購入が可能です。

出入口は駅の北側と南側に設けられています。
北側出入口：千葉市動物公園への連絡通路を兼ねており、地上からのエレベーターも利用可能です。
南側出入口：地上から改札階へのエレベーターが設置されています。

のりば

ホームは1番線から3番線までありますが、構造上の特徴として、2番線と3番線は同じ線路を共用しています。これにより、折り返し列車などの運用に対応しています。

利用状況

千葉都市モノレールにおける利用状況を見ると、2019年度の1日平均乗車人員は714人でした。これは千葉都市モノレールが運営する全18駅の中で17番目に位置しており、比較的利用者の少ない駅となっています。

駅周辺

駅周辺は、北側から駅直下にかけてロータリー交差点が整備されており、車両でのアクセスにも対応しています。駅の西側は千葉市稲毛区との境界に近接しています。主要な幹線道路としては、駅の西側に国道16号、南側には京葉道路の穴川インターチェンジや国道14号が通っており、広域からのアクセスも可能です。

北側エリア
北側の出入口方面（稲毛区萩台町・天台町の一部、若葉区源町・みつわ台の一部）は、特に千葉市動物公園へのアクセスが中心ですが、教育施設や商業施設、公園なども点在しています。

主な施設：

千葉市動物公園
千葉県総合スポーツセンター（陸上競技場含む）
千葉市立草野中学校
千葉市立源小学校
千葉市立草野小学校
オーツーパーク（ケーズデンキ、クラブセガ、極楽湯など）
フレスポ稲毛（ノジマ、マミーマート、ウェルパークなど）
ゲオ 千葉園生町店
千葉信用金庫 園生草野支店
アコレ みつわ台5丁目店
源四季の森
子どもたちの森公園

南側エリア
南側の出入口方面（稲毛区萩台町・天台町の一部、若葉区源町・殿台町・みつわ台の一部）は、モノレールの関連施設や運動施設、生活関連施設などが集まっています。

主な施設：

萩台車両基地
千葉都市モノレール 本社
千葉県総合スポーツセンター（野球場含む）
ヤオコー みつわ台店
わくわく広場 みつわ台店
ジェーソン 千葉みつわ台店
クリエイトSD 千葉みつわ台店
アートゴルフ穴川

隣の駅

千葉都市モノレール2号線において、動物公園駅の隣接駅は以下の通りです。

スポーツセンター駅（CM08）- 動物公園駅（CM09）- みつわ台駅（CM10）

これらの駅と結ばれて、地域の重要な交通網の一部を担っています。

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