北新・松本大学前駅

北新・松本大学前駅について

北新・松本大学前駅（きたにい・まつもとだいがくまええき）は、長野県松本市大字新村に位置する、アルピコ交通上高地線の駅です。駅番号はAK-07。地域の足として、また近隣の松本大学へのアクセス駅として利用されています。

歴史

この駅は、1921年（大正10年）10月2日に筑摩鉄道の北新駅として開業しました。その後、社名変更を経て、1932年には松本電気鉄道の駅となりました。2002年（平成14年）には、松本大学の開校に伴い、現在の駅名に改称されました。2011年（平成23年）には、アルピコ交通が発足し、その傘下の駅となっています。2021年（令和3年）8月には、大雨により一時運休となりましたが、同年10月には運転を再開しました。

駅名の由来

駅名は、周辺の地名である「北新」と、近隣に位置する「松本大学」に由来します。開業当初は北新駅でしたが、松本大学の開校を機に、大学側から駅名変更の要望があり、地元住民の要望も考慮し、現在の駅名になりました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。平日の7:20から20:00までは、委託職員が乗車券を販売しています。

利用状況

松本市の統計によると、1日の平均乗車人員が記録されています。詳細な数値は松本市統計書に記載されています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

物くさ太郎伝承地
新村郵便局
松本市役所新村出張所
松本大学
松本大学松商短期大学部
国道158号

特に、松本大学の学生が多く利用するため、通学時間帯は賑わいます。

バス路線

かつては、松本市西部地域コミュニティバスが発着していましたが、2023年3月31日をもって廃止されました。

A線（島内・新村線）：ラーラ松本 行、新村駅 行
B線（南松本・新村線）：南[[松本駅]] 行（一部はイトーヨーカドー(南松本店) 行）、新村駅 行

電鐘踏切

駅の東側には、2016年11月8日まで長野県内で唯一の電鐘踏切がありました。電鐘式は、モーターで動く棒状の部品が鐘を叩いて音を出す仕組みで、定期的なメンテナンスが必要でした。1980年に設置されたこの電鐘式警報装置は、多くの鉄道ファンに親しまれていましたが、電子式に切り替えられました。

その他

現在の駅名になってからは、長野県内で最も長い駅名となりました。現在は、戸狩野沢温泉駅が最長駅名となっています。

隣の駅

アルピコ交通上高地線では、以下の駅が隣接しています。

下新駅（AK-06）
北新・松本大学前駅（AK-07）
新村駅（AK-08）

外部リンク

北新・松本大学前駅 - アルピコ交通

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