北海道キューブシステム

株式会社北海道キューブシステム

株式会社北海道キューブシステム（Hokkaido Cube System Inc.）は、北海道札幌市に本社を構えるシステムインテグレーター企業です。この会社は、北海道に根ざした独立系のシステムソリューションとサービスを提供し、東京都品川区に本社を持つ親会社であるキューブシステムの完全子会社として運営されています。

企業の概要

北海道キューブシステムは、主に官公庁や流通、通信業界向けのシステム開発を行っています。特筆すべきは、営業部門が存在せず、全社員がシステムエンジニアとしてだけでなく営業活動も担う体制にあります。このモデルは、専門知識を持つことで顧客との信頼関係を強化し、見積もりから開発までを一貫して担当することにより、顧客にとって利便性を提供します。さらに、新入社員は経営や営業関連の研修を受け、プロジェクトごとの営業成績を管理することが求められ、役職に関わらず多様な業務に関与する機会が与えられます。

近年は、関東圏への市場拡大にも力を入れており、多様なニーズに応えるべく柔軟な事業展開を進めています。また、社内はとてもフラットな構造を持ち、社長と社員とのコミュニケーションも活発に行われ、風通しの良い職場環境が築かれています。

所属団体

北海道キューブシステムは、札幌商工会議所、社団法人北海道IT推進協会、北海道情報システム産業協会、一般社団法人さっぽろイノベーションラボなどに所属しており、地域に根差した活動を強化しています。

沿革

この企業の歴史は1990年に遡ります。株式会社キューブシステムから100%出資で子会社として設立され、1993年には事業拡大に伴い本社を北15条西4丁目のNRKビルに移転、その後も成長を続け、2006年には本社を北1条西7丁目のパシフィックマークス札幌北1条へと移設しました。

2007年にはプライバシーマークの取得、2009年にはISO27001の認証を取得し、品質とセキュリティへの取り組みを強化しました。2015年には開発室の増床を実施し、成長を加速させました。また、2018年には札幌市ワーク・ライフ・バランスplusの認証も取得しています。

グループ会社

北海道キューブシステムは、キューブシステムが設立した子会社の中で最も古い歴史を持ち、他にもベトナムや上海に子会社を展開しています。これにより、グローバルな視野を持ったビジネス展開が可能となっています。

最後に

これからも北海道キューブシステムは、地域社会に貢献しながら、多様なニーズに応えるサービスを提供し続けていくことでしょう。

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