北海道道1077号稚内猿払線

北海道道1077号稚内猿払線は、稚内市と猿払村を直接結ぶ一般道道です。この路線は、宗谷岬を経由せずに両地域を結ぶ最短ルートとして機能しており、地域間の移動時間を大幅に短縮しています。

概要

2012年2月20日に完全舗装が完了し、以来、年間を通して通行できるようになりました。これにより、冬季期間中の交通の便が向上し、地域住民や観光客にとって重要な交通インフラとなっています。

路線データ

起点：稚内市大字宗谷村下増幌（国道238号交点）
終点：稚内市大字宗谷村東浦（国道238号交点）
総延長：21.205 km
実延長：21.154 km
重用延長：0.051 km
道路管理者：宗谷総合振興局 稚内建設管理部 事業課

歴史

1987年（昭和62年）10月2日：路線認定
2006年（平成18年）4月1日：全線供用開始

路線状況

この路線は、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。また、観光シーズンには、宗谷岬周辺の観光地へのアクセス路としても利用されています。

道路施設

沿線には、以下の主要な橋梁があります。

増幌4線橋：増幌川を渡る橋で、全長90mです。
上苗太路大橋：上苗太路川を渡る橋で、全長242mです。
清雲橋：上苗太路川を渡る橋で、全長142mです。

また、稚内市上苗太路には、北海道道889号上猿払清浜線との交差点に常設型ゲートが設置されています。

地理

この路線は、宗谷総合振興局管内を通過し、主に稚内市内の宗谷地区を通っています。

交差する道路

国道238号：起点の宗谷村下増幌および終点の宗谷村東浦で接続しています。
* 北海道道889号上猿払清浜線：宗谷村上苗太路で交差します。

北海道道1077号稚内猿払線は、地域経済の活性化や観光振興に貢献する重要な路線であり、今後もその役割は大きいと考えられます。この道路を利用することで、稚内市と猿払村間の移動がより便利になり、地域間の連携が強化されることが期待されます。

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