北海道道1162号銀泉台線

北海道道1162号銀泉台線

北海道道1162号銀泉台線は、上川郡上川町内に位置する、一般道道です。大雪山の豊かな自然の中を縫うように走るこの道は、美しい景観を楽しめる一方で、その道路状況から通行可能な期間が限られています。

概要

銀泉台線は、道幅が狭く、未舗装区間が長いため、一般車両が通行できるのは例年6月下旬から10月上旬までです。それ以外の期間は、積雪のため通行止めとなります。しかし、短い通行可能期間中には、多くの観光客が訪れ、特に紅葉シーズンは賑わいを見せます。

7月から9月にかけては、層雲峡温泉と銀泉台の間を路線バスが1日2往復運行し、公共交通機関でのアクセスも可能です。また、9月の紅葉シーズンには、一般車両の通行が禁止され、道北バスによる銀泉台シャトルバスが運行されます。シャトルバス利用者は、大雪高原温泉への分岐点付近にある大雪レイクサイトに自家用車を駐車し、そこからバスに乗り換えます。

シャトルバスは大雪レイクサイト発が6時から13時まで、銀泉台発が9時から16時30分まで、30分間隔で運行されます。必要に応じて臨時便も運行されるため、比較的スムーズに移動できます。

路線データ

起点：北海道上川郡上川町層雲峡（赤岳銀泉台ヒュッテ跡地）
終点：北海道上川郡上川町層雲峡（国道273号交点）
総延長：14.788 km
実延長：14.771 km
重用延長：0.017 km
未舗装延長：12.417 km

路線の大部分が未舗装路である点が、この道の特徴をよく表しています。

歴史

銀泉台線の計画当初は、北海道道212号旭川大雪山層雲峡線の一部として、旭岳を貫通する予定でした。しかし、計画は中止され、完成した部分が2000年12月12日に北海道道1160号旭川旭岳温泉線と分割され、現在の北海道道1162号銀泉台線となりました。

路線状況

別名

大雪観光道路

地理

通過する自治体

上川総合振興局
上川郡上川町

交差する道路

上川町
* 国道273号 - 層雲峡（終点）

北海道道1162号銀泉台線は、大雪山の自然を満喫できる観光道路としての役割を担っています。紅葉シーズンには特に多くの観光客が訪れ、その美しい景色を写真に収めようとカメラを構える姿が多く見られます。通行期間やシャトルバスの運行時間など、事前の確認をしっかりと行い、安全に大雪山の自然を楽しんでください。

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