北海道道52号屈斜路摩周湖畔線

北海道道52号屈斜路摩周湖畔線

北海道道52号屈斜路摩周湖畔線は、川上郡弟子屈町内を起点と終点とする主要地方道です。屈斜路湖と摩周湖という北海道を代表する二つの湖を結び、沿線には豊かな自然と温泉が点在しています。

概要

この道路の大きな魅力は、沿線に点在する数多くの観光スポットです。屈斜路湖畔にはコタン温泉、池の湯温泉、砂湯温泉といった温泉地があり、気軽に温泉を楽しめます。また、硫黄山ではエゾイソツツジの群落が見られ、自然の息吹を感じることができます。さらに足を延ばせば、川湯温泉や仁伏温泉など、様々な泉質の温泉を堪能することも可能です。

屈斜路湖畔側のルートは、木々が生い茂る森の中を走るため、開けた景色は少ないですが、静かな森林浴を楽しめます。一方、摩周湖畔側は高台を走るため、摩周湖や周辺の山々の雄大な景色を一望できます。特に天気の良い日には、息をのむような絶景が広がります。

ただし、摩周湖側は急な坂道やカーブが連続する区間があり、運転には注意が必要です。特に国道391号線（川湯温泉側）と摩周湖第一展望台の間は、冬季期間は閉鎖されるため、注意が必要です。

路線データ

起点：北海道川上郡弟子屈町字屈斜路（国道243号交点）
終点：北海道川上郡弟子屈町摩周2丁目（国道243号交点）
総延長：41.345 km
実延長：40.180 km
重用延長：1.165 km

歴史

1957年（昭和32年）7月25日：278号として路線認定
1993年（平成5年）5月11日：建設省により主要地方道に指定
1994年（平成6年）10月1日：路線番号を52号に変更
2007年（平成19年）6月11日 - 17日：摩周湖マイカー規制観光交通実験を実施

路線状況

重複区間

国道391号：弟子屈町字跡佐登原野

通過する自治体

釧路総合振興局
川上郡弟子屈町

交差する道路

弟子屈町
国道243号 - 屈斜路（起点）
国道391号 - 跡佐登原野（重複）
国道243号 - 摩周2丁目（終点）

沿線施設

弟子屈町
旧いなせランド
屈斜路湖
川湯温泉
摩周湖第三展望台
摩周湖第一展望台
* 弟子屈カントリークラブ

まとめ

北海道道52号屈斜路摩周湖畔線は、屈斜路湖と摩周湖を結ぶ風光明媚な道路であり、ドライブやツーリングに最適です。沿線には温泉や展望台などの観光スポットも充実しており、北海道の自然を満喫できます。ただし、冬季閉鎖区間や急カーブには注意が必要です。事前に道路状況を確認し、安全運転で旅を楽しんでください。

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