北海道道585号狩別猿払停車場線は、
北海道宗谷郡猿払村内を走る一般道道です。村の北部に位置する狩別地区から、かつて
天北線の駅があった猿払地区へと至る、全長約9.6kmの路線です。
概要
この道道の起点は、
猿払村狩別に位置し、そこから先は未舗装の村道へと接続しています。道道としての指定区間は、舗装されているものの、村道区間は自然豊かな未舗装路となっており、地域の原風景を感じることができます。
路線データ
起点:
北海道宗谷郡猿払村狩別
終点:
北海道宗谷郡猿払村猿払(旧JR
北海道 天北線 猿払駅跡、
北海道道1089号猿払鬼志別線交点)
総延長:9.657 km
実延長:9.615 km
重用延長:0.042 km
総延長と実延長の差はわずかであり、ほとんどが単独区間となっています。
歴史
1967年(
昭和42年)
3月31日:路線認定
1989年(平成元年)
5月1日:
天北線廃止に伴い、猿払駅が廃駅
この道道は、
1967年に路線認定されました。かつては猿払駅へのアクセス道路としての役割も担っていましたが、
1989年の
天北線廃止に伴い、その役割は変化しました。
路線状況
重複区間:
北海道道584号猿払停車場線(
猿払村猿払)
猿払村猿払地区内では、
北海道道584号猿払停車場線との重複区間があります。この区間は、道道同士が共有するルートとなっています。
道路施設
主な橋梁:開拓橋(66 m、狩別川、
猿払村狩別)
狩別川に架かる開拓橋は、道道585号線の主要な橋梁です。全長66mの橋であり、周辺の自然景観を眺めながら通行できます。
地理
通過する自治体:
宗谷総合振興局、
宗谷郡猿払村
交差する道路
猿払村
北海道道584号猿払停車場線 - 猿払(重複)
北海道道1089号猿払鬼志別線 - 猿払(終点)
道道585号線は、
猿払村内のみを通ります。終点では、
北海道道1089号猿払鬼志別線と接続しており、鬼志別方面へと向かうことができます。
沿線にある施設など
*
猿払村:
ミズバショウ群生地 - 狩別
狩別地区には、
ミズバショウの群生地があります。春には美しい
ミズバショウが咲き誇り、観光客や地元住民の目を楽しませています。
北海道道585号狩別猿払停車場線は、
猿払村の自然と歴史を感じることができる道道です。特に、
ミズバショウの群生地は、訪れる人々にとって癒やしの空間となっています。