北稜岳

北稜岳（ほくりょうだけ）

北稜岳は、北海道足寄郡足寄町に位置する標高1,256mの山です。石狩山地、東大雪の東端部に位置し、周辺には東三国山や喜登牛山などの山々が連なっています。

概要

北稜岳は、石狩山地を構成する東大雪の東端に位置する山で、北には東三国山、南には喜登牛山が連なっています。これらの山々は足寄町と陸別町の境界に位置していますが、北稜岳は足寄町側に位置しています。これは、町境が東三国山と喜登牛山を直線で結んだ線になったためです。

国土地理院の地形図には山名が記載されていませんが、陸別町では毎年10月に町民登山会が実施されるなど、地元では広く知られています。親しまれている山です。

山名は、陸別町の山岳会である「陸別北綾山岳会」が東三国山から縦走した際に、前方に見つけた無名峰に山岳会の名前をとって名付けられました。

登山

北稜岳への登山は、斗満川沿いの道路を進むと見つかる北稜岳山小舎の近くにある登山口から開始します。登山口からは、ロープ場などが整備された登山道を登り、山頂を目指します。登山道は比較的整備されており、初心者でも比較的登りやすいとされています。

東三国山と北稜岳を併せて登山する人もいますが、2つの山を結ぶ道は整備されていません。そのため、藪漕ぎなどの困難な状況を強いられることがあります。東三国山から縦走する場合は、十分な装備と経験が必要となります。

北稜岳山頂からは、周囲の山々の雄大な景色を眺めることができます。特に、東大雪の山々の美しい景観は、登山者を魅了します。秋には紅葉が美しく、多くの登山者が訪れます。

北稜岳は、比較的標高が低く、登山道も整備されているため、初心者でも気軽に登山を楽しむことができます。しかし、天候によっては厳しい状況になることもあるため、事前の準備と注意が必要です。登山計画をしっかりと立て、装備を万全にして、安全な登山を心がけましょう。

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