北長野通り

北長野通り

北長野通りは、長野市役所付近から北長野駅付近に至る道路の通称です。本稿では、長野市役所から柳町交番前交差点までの区間を指す早苗町通りと、北長野駅前から長野吉田高校東交差点までの長野県道373号北長野停車場線を含む、都市計画道路北長野通りの全線について解説します。

概要

北長野通りは、長野市役所前で国道19号（昭和通り）から分岐し、しなの鉄道北しなの線・北陸新幹線とほぼ平行に、三輪や桐原といった市街地近郊の住宅地を通過します。終点は、しなの鉄道北しなの線北長野駅、長野電鉄長野線信濃吉田駅付近です。この道路は、並走する鉄道線と同様に、南北軸・東西軸に対して斜めに走っているため、ほとんどの交差点が鋭角になっているほか、五差路や六差路となっている箇所も多く存在します。

早苗町通りは戦前に開通しましたが、それ以外の区間は戦後に整備されました。沿道には、中小の店舗が並び、警察署や病院なども立地しています。歩道は比較的狭く、一部には歩道がない区間もあります。ただし、柳町交番前交差点から北長野駅付近にかけては、道路東側の線路沿いに自転車歩行者専用道路が整備されており、歩行者や自転車にとっては安全なルートとなっています。

路線データ

起点: 長野県長野市緑町（市役所前交差点＝国道19号交点）
終点: 長野県長野市吉田二丁目（長野吉田高校東交差点）
延長: 3,870m
幅員: 11m（車道2車線・両側歩道）

上記は、都市計画道路北長野通りのデータです。

沿革

1925年（大正14年）発行の地図には、既に早苗町通り（市役所前交差点〜柳町交番前交差点）が確認できます。
1957年（昭和32年）5月17日：柳町交番前交差点〜北長野駅前（延長2,150m）の区間が開通し、竣工式典が開催されました。
1962年（昭和37年）1月18日：市民からの公募により、「北長野通り」と命名されました。

交差・接続する道路

市役所前交差点（長野市緑町＝起点）：国道19号（昭和通り）
柳町交番前交差点（長野市柳町・三輪一丁目境）：国道406号（柳町通り・平林街道）
桐原交差点（長野市桐原一・二丁目境）：長野県道60号長野荒瀬原線（高田若槻線）
吉田小学校前交差点（長野市吉田三丁目）：長野県道374号北長野停車場中俣線
吉田3丁目交差点（長野市吉田一・二・三丁目境）：長野市道（旧北国街道）
長野吉田高校東交差点（長野市吉田一・二丁目境＝終点）：長野県道60号長野荒瀬原線（高田若槻線・若槻大通り）
長野市道（SBC通り）

沿道

沿道には、様々なお店や施設が立ち並んでいます。詳細な沿道情報は、今後の調査で追記する予定です。

脚注

(ここに脚注を追加する予定です)

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