千曲川橋 (長野自動車道)

千曲川橋は、長野県長野市と千曲市を結ぶ長野自動車道（中央自動車道長野線）に架かる重要な橋梁です。姨捨SAと更埴ICの間に位置し、その全長は532.7メートルに及びます。

概要

千曲川橋は、左岸と右岸の堤防敷を鋼鈑桁で跨ぎ、渡河部は箱桁で構成された曲線橋です。この構造により、橋梁は優れた強度と安定性を実現しています。

構造詳細

形式: 鋼2径間連続鈑桁橋 + 鋼4径間および3径間連続箱桁橋 + 鋼単純鈑桁橋
橋格: 1等橋 (TL-20, TT-43)
橋長: 532.700 m
支間割: (36.350 m + 37.200 m) + (59.650 m + 2×60.000 m + 62.000 m) + (62.000 m + 62.500 m + 62.025 m) + 27.175 m
幅員:
総幅員: 20.400 m
車道: 8.500 m × 2（上り線は一部最大12.50 mまで拡巾）
床版: 鉄筋コンクリート
総鋼重: 3,276 t
施工: 駒井鉄工・瀧上工業JV
架設工法: 自走クレーンベント工法・ケーブルクレーンベント工法

歴史

千曲川橋を含む豊科IC - 更埴JCT間は、1993年（平成5年）3月25日に4車線で開通し、供用が開始されました。これにより、長野自動車道の交通容量が大幅に向上し、地域経済の発展に貢献しています。

周辺情報

千曲川橋の周辺には、美しい自然景観が広がっています。特に、橋から見える千曲川の流れや、四季折々の風景は訪れる人々を魅了します。また、近隣には姨捨SAがあり、休憩や食事を楽しむことができます。

関連情報

千曲川橋 (曖昧さ回避)
外部リンク:
NEXCO東日本 コーポレートサイト - 東日本高速道路（橋梁管理者）
空から眺める千曲川・犀川 千曲川上流 - 国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所
37 粟佐橋
* 39 千曲大橋

千曲川橋は、その構造美と歴史的背景、そして周辺の自然環境との調和により、訪れるすべての人々に感動を与える橋梁です。

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