千畳敷駅 (せんじょうじきえき) の概要
千畳敷駅は、
青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢に位置する、
東日本旅客鉄道(JR東日本)
五能線の駅です。駅のすぐそばには景勝地として名高い千畳敷が広がっており、観光客が多く訪れます。特に、臨時快速「
リゾートしらかみ」の2号から5号が停車することもあり(季節停車)、観光拠点としての役割も担っています。
歴史
千畳敷駅は、その成立から現在に至るまで、いくつかの段階を経て現在の形となりました。
1954年(昭和29年)7月7日: 千畳敷仮停留場として開業。
1969年(昭和44年)10月1日: 千畳敷臨時乗降場に格上げ。
1987年(昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化により、JR東日本の臨時駅となる。
1987年(昭和62年)10月1日: 常設駅に格上げされ、千畳敷駅として正式に開業。
2024年(令和6年)10月1日: えきねっとQチケのサービスを開始。
駅構造
千畳敷駅は、単式ホーム1面1線を有する
地上駅です。駅舎はなく、ホームと上屋のみのシンプルな構造となっています。弘前統括センター(
五所川原駅)が管理する
無人駅であり、駅員は配置されていません。ホームの南端にある階段を下りると、すぐ目の前には
国道101号線が東西に走っています。
駅周辺
千畳敷駅周辺には、以下のような観光スポットや施設があります。
津軽国定公園: 海岸線や奇岩など、美しい自然景観が楽しめます。
深浦海岸: 日本海の荒波が作り出した海岸美が魅力です。
千畳敷: 広大な岩畳が広がる景勝地で、夕日の名所としても知られています。
国道101号: 海岸沿いを走る国道で、ドライブやツーリングに最適です。
弘南バス「千畳敷駅」停留所: バスでのアクセスも可能です。
隣の駅
千畳敷駅は、
五能線上にあり、以下の駅と隣接しています。
東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線
臨時快速「リゾートしらかみ」一部停車駅(季節停車)
深浦駅 ←
千畳敷駅 ← 北金ケ沢駅
快速
深浦駅 ←
千畳敷駅 ← 北金ケ沢駅
普通
大戸瀬駅 -
千畳敷駅 - 北金ケ沢駅
千畳敷駅は、
五能線沿線の観光拠点として、また、千畳敷を訪れる観光客にとって重要な駅となっています。ローカル線の旅を楽しむ際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
外部リンク
駅の情報(千畳敷駅):JR東日本