千葉県立東総工業高等学校

千葉県立東総工業高等学校

千葉県立東総工業高等学校は、千葉県旭市に位置する公立の工業高等学校です。1963年に開校し、地域社会の発展に貢献する技術者を育成してきました。東総工業地域の中核を担う学校として、長年にわたり地域からの信頼も厚いです。

特徴

充実した学科構成

電子機械科、電気科、情報技術科、建設科の4つの学科を設置しており、各学科で専門性の高い知識と技術を学ぶことができます。各学科には最新の設備が整っており、実践的な学習が可能です。

電子機械科: 機械技術を基礎として、電気・電子制御された機械の設計・製作・運転に関する知識と技術を習得します。
電気科: ものづくりと電気の基礎を理解し、電気機器、電力技術、電力応用、情報技術基礎などの理論と技術を学びます。近年では情報技術の実習も強化しています。
情報技術科: コンピュータ技術（ハードウェア中心）と電気回路の基礎を学び、コンピュータ及び周辺機器に関する技術を習得します。LinuxやC言語などのソフトウェアも学習します。
建設科: 土木コースと建築コースがあり、生徒の希望に応じて専門的な知識と技術を習得します。

資格取得

資格取得に力を入れており、各学科で様々な資格取得を支援しています。資格取得率は県内でもトップクラスの実績を誇っています。取得できる資格は以下の通りです。

電子機械科: ボイラー技士、危険物取扱者、機械加工技能士、第二種電気工事士、基本情報技術者など
電気科: 第三種電気主任技術者、第二種電気工事士、工事担任者、危険物取扱者、ITパスポートなど
情報技術科: 基本情報技術者、ITパスポート、応用情報技術者、第二種電気工事士など
建設科: 測量士、測量士補、2級土木施工管理技術検定、2級建築施工管理技術検定など

進路

卒業後の進路は就職と進学に分かれ、近年では工業系大学や各種専門学校への進学者も増加しています。就職においては、不況下でも高い就職率を維持しています。

部活動

部活動も盛んで、運動部では野球部、バスケットボール部、バドミントン部、テニス部、陸上部などが県大会に出場しています。文化部では、機械情報部がロボット相撲全国大会で優秀な成績を収めています。

歴史

1963年: 機械科・電気科を開設
1971年: 土木科を増設
1990年: 機械科を電子機械科に改編
1993年: 電気科の一部を情報技術科に転換
1995年: 土木科を建設科に改編
2004年: 文部科学省の「日本版デュアルシステム」推進事業の研究指定校に指定

学校生活

女子の制服は深緑色で、式典の際には緑色のネクタイを着用します。校則は比較的厳しくなく、教師と生徒の仲が良いのが特徴です。学食はありませんが、弁当やパンの販売があります。

その他

所在地: 千葉県旭市鎌数川西
最寄り駅: JR総武本線干潟駅

著名な卒業生

飯島博明 (プロゴルファー)
川口博史 (音楽家)
小沼健太 (プロ野球選手)
杉山翔大 (元プロ野球選手)
長澤義明 (自転車ビルダー)
並木晃一 (音楽家)
宮内康幸 (匝瑳市長)

関連情報

千葉県高等学校一覧
日本の工業高等学校一覧
千葉県立東総工業高等学校公式サイト

千葉県立東総工業高等学校は、専門的な知識と技術を学び、将来の社会を担う人材を育成する学校です。興味のある方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。

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