千葉県道・茨城県道198号銚子波崎線

千葉県道・茨城県道198号銚子波崎線について

千葉県道・茨城県道198号銚子波崎線は、千葉県銚子市から茨城県神栖市に至る主要な一般県道です。この路線は、利根川を渡る利根かもめ大橋を主軸とし、両県を結ぶ重要な交通路としての役割を担っています。

概要

この県道は、千葉県銚子市小船木町を起点とし、国道356号と交差する地点から始まります。そこから利根かもめ大橋を渡り、茨城県神栖市矢田部で国道124号に接続します。路線の大部分は、銚子新大橋有料道路として供用されており、効率的な交通を支えています。路線名にある「波崎」は、神栖市に編入された旧波崎町に由来しています。

路線データ

• - 起点: 千葉県銚子市小船木町1丁目（千葉県道73号銚子海上線交点、利根かもめ大橋交差点）
• - 終点: 茨城県神栖市矢田部（国道124号交点、かもめ大橋入口交差点）
• - 総延長: データなし（千葉県区間：データなし、茨城県区間：0.400 km）
• - 重用延長: データなし（千葉県区間：データなし、茨城県区間：0.027 km）
• - 未供用延長: なし（千葉県区間：データなし、茨城県区間：0.0 km）
• - 実延長: データなし（千葉県区間：データなし、茨城県区間：0.373 km）
• - 自動車交通不能区間延長: なし（千葉県区間：データなし、茨城県区間：0.0 km）

歴史

1994年（平成6年）4月1日、銚子大橋の渋滞緩和と地域間の交通ネットワーク強化を目的として、この路線は新規に認定されました。建設中には、絶滅危惧種であるヒヌマイトトンボの生息が確認され、工事が一時中断。しかし、調査を経て工事が再開され、2000年（平成12年）3月18日に全線が開通しました。

年表

• - 1994年（平成6年）4月1日: 銚子波崎線（整理番号421）として県道路線認定。
• - 1994年（平成6年）12月19日: 茨城県区間の道路区域が決定。
• - 1995年（平成7年）3月30日: 茨城県区間の整理番号が421から198に変更。
• - 2000年（平成12年）3月18日: 銚子新大橋有料道路開通に伴い、道路の供用開始。
• - 2001年（平成13年）3月1日: 茨城県区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。

路線状況

路線の大部分は、利根かもめ大橋で構成されています。この橋は対向2車線で、平坦で見通しが良いのが特徴です。また、茨城県内の区間は、緊急輸送道路として災害時の被害拡大防止のため、電柱の設置が制限されています。

有料道路

• - 銚子新大橋有料道路

道路施設

• - 利根かもめ大橋（利根川、千葉県銚子市 - 茨城県神栖市）

地理

この路線は、利根川の河口に位置し、銚子大橋と利根川河口堰の中間に架かっています。周辺は、利根川下流域に広がる平坦な田畑が特徴的です。

通過する自治体

• - 千葉県：銚子市
• - 茨城県：神栖市

交差する道路

• - 国道356号・千葉県道73号銚子海上線（千葉県銚子市、利根かもめ大橋交差点）
• - 国道124号（茨城県神栖市、かもめ大橋入口交差点）

関連情報

• - 銚子新大橋有料道路
• - 千葉県の県道一覧
• - 茨城県の県道一覧

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