千葉県道73号銚子海上線

千葉県道73号銚子海上線

千葉県道73号銚子海上線は、千葉県銚子市小舟木から旭市見広に至る主要地方道です。この道路は、銚子新大橋有料道路と国道356号の利根かもめ大橋有料道路を起点とし、見広交差点を終点としています。

概要

起点: 千葉県銚子市小舟木
終点: 千葉県旭市見広
主な経由地: 起点と終点のみ

接続する道路

国道356号・銚子新大橋有料道路（銚子市小舟木、利根かもめ大橋有料道路）
千葉県道265号小見川海上線（旭市岩井）
東総広域農道（旭市大間手）
千葉県道71号銚子旭線（旭市見広、見広交差点）

道路の現状と改良工事

近年、利根かもめ大橋の開通に伴い、成田方面から東総広域農道を経由して鹿嶋方面へ向かう車両が増加しています。また、国道124号銚子大橋の架け替え工事の影響で、県道71号の交差点を迂回し、県道73号を利用する車両も増加傾向にあります。この区間は、成田と鹿嶋を結ぶルートの一部として、また、国道126号の迂回路としても機能しており、生活道路としての重要性が増しています。

しかし、県道73号の一部区間は急カーブが多く、制限速度が40km/hに制限されている箇所も存在します。特に東総広域農道から県道73号へ進入する際、2回交差点を曲がる必要があり、交通のボトルネックとなっていました。そのため、東総広域農道とバイパスを直接接続する改良工事が進められています。

交通量の増加に伴い、道路幅が狭い箇所も存在するため、バイパス工事も行われています。これにより、交通の円滑化と安全性の向上が期待されています。

道路状況の変化

銚子かもめ道路ができる前は、国道356号との交差点が利根川の堤防下にありましたが、改良工事により道路が付け替えられました。銚子かもめ道路の開通後は、交差点の上部に信号機が設置され、下部の信号機は撤去されました。

また、国道126号の渋滞を避けるため、東総広域農道などを経由して県道73号へ抜ける車両も多く見られます。

2007年には、国道356号銚子バイパスの一部開通に伴い、大橋東側の交差点の信号機が時差式から押しボタン式に変更され、交差点名も「利根かもめ道路入口」から「大橋東側」に変更されました。

関連事項

千葉県の県道一覧
* 東総広域農道

この道路は、地域の交通網において重要な役割を担っており、今後の改良工事によって更なる利便性の向上が期待されます。

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