南元町 (新宿区)

南元町の概要

南元町（みなみもとまち）は、東京都新宿区の南東部に位置する町名で、丁目を持たない単独町名です。住居表示は実施されていません。

地理

南元町は新宿区の南東部に位置し、北から北東は若葉、東から南は港区元赤坂、西は信濃町・霞ヶ丘町に接しています。町域内は高低差が大きく、中央部にはJR中央線と首都高速4号新宿線が東西に横断しています。

住宅地としての利用が主で、マンションも多く見られます。特に西側には公明党や創価学会関連の施設が多く、公明党本部（公明会館）も千日坂下にあります。また、信濃町駅近くには千日谷会堂（一行院）という葬儀場もあります。

地価

2024年1月1日の公示地価によると、南元町4番49の地点で住宅地の地価は1平方メートルあたり157万円です。

千日坂と新助坂

千日坂（せんにちざか）は、南元町の西端、信濃町駅南口から千日谷一行院へと下る急な坂道です。別名、久能坂または久野坂とも呼ばれています。

新助坂（しんすけざか）は、JR中央線の高架北側、南元町5番と6番の間から信濃町との境まで上る急坂です。かつて坂の西側にはソニー・ミュージックスタジオがありましたが、2001年に閉鎖され、現在は創価文化センターが立っています。

歴史

南元町は、1943年（昭和18年）に旧四谷区の南町と元町が統合して誕生しました。町名は両町名から一文字ずつ取られています。それ以前の1911年（明治44年）以前は、それぞれ元鮫河橋町、元鮫河橋南町という町名でした。

沿革

• - 1943年（昭和18年）4月：東京都四谷区南元町として成立。
• - 1947年（昭和22年）3月：区再編に伴い、新宿区南元町となる。
• - 1964年（昭和39年）8月：町域を通過する首都高速道路4号新宿線が開通。

世帯数と人口

2023年1月1日現在のデータでは、南元町の世帯数は1,402世帯、人口は2,553人です。

学区

南元町の学区は以下の通りです（2018年8月時点）。

• - 小学校：新宿区立四谷第六小学校
• - 中学校：新宿区立四谷中学校

事業所

2021年の経済センサス調査によると、南元町の事業所数は59、従業員数は1,402人です。

施設

南元町には、公明党本部、創価学会関連施設、日本郵便の施設があります。

その他

• - 郵便番号：160-0012（集配局：新宿郵便局）。

関連項目

• - 南元町 (曖昧さ回避)

外部リンク

• - 新宿区

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