南内町

徳島市南内町

南内町（みなみうちまち）は、徳島県徳島市に位置する町名です。一丁目から三丁目までが存在し、2010年の調査では人口306人、146世帯が暮らしています。郵便番号は〒770-0846です。

地理

徳島市の中心駅である徳島駅の南、内町地区の南部に位置しています。新町川に面した東西に細長い地形が特徴で、東から一丁目、二丁目、三丁目と連なっています。新町川沿いは新町川水際公園として整備され、市民の憩いの場となっています。

対岸の東船場町、両国橋、富田浜、富田橋へは、3本の橋が架けられています。町の東西は南北に伸びる町によって区切られており、西は国道438号沿いの元町、東は富田橋通り沿いの幸町に接しています。町全体が飲食店やビジネスホテルが密集する歓楽街を形成しているのが特徴です。

河川

新町川
富田橋 - 一丁目と幸町の境界に位置し、富田橋（地名）へと通じています。
両国橋 - 一丁目と二丁目の境界に位置し、両国橋（地名）へと通じています。
ふれあい橋 - 二丁目と三丁目の境界に位置し、東船場町へと通じています。歩行者と軽車両専用です。

歴史

江戸時代、新内町、南内町、幸町三丁目（後に中洲町も加わる）一帯は、塀の高い武家屋敷の裏であったため、「塀裏（へうら）」と呼ばれていました。寛文年間（1661年-1672年）には、現在の新内町二丁目から南内町二丁目に藩の牢屋敷が置かれました。塀裏浜ノ丁（現在の一丁目あたり）には、水路を利用して訪れる客向けの旅館が軒を連ねていました。明治時代以降、大半は塀裏町、一部は中通町となりました。1941年（昭和16年）に現在の町名となり、1975年（昭和50年）には両国橋通り沿いの北部が両国本町として分離しました。

交通

鉄道

町域内には鉄道は通っていません。

バス

徳島市営バスなどが利用できます。

道路

国道438号（讃岐街道）

水上交通

ひょうたん島一周遊覧船乗り場 - 新町川水際公園内にあります。

施設

徳島県商工会連合会会館
内町ポンプ場
徳島こども交通公園 - 一丁目にあります。
新町川水際公園 - 二丁目と三丁目にあります。

参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク

徳島市ホームページ

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