南国育ち (5号機)

パチスロ機『南国育ち』について

『南国育ち』は、2008年12月にオリンピアから発売されたパチスロ5号機です。型式名は「南国育ちR2」で、2009年1月には⌀30メダル機も登場しました。パネルデザインは、⌀25メダル用が3種類、⌀30メダル用が1種類あり、特に下パネルは4号機『南国育ち』のデザインをほぼ踏襲しています。

ゲームの概要

オリンピアの沖スロといえば、台の上部にあるパトライトが特徴的です。『南国育ち』もその例に漏れず、パトライトが「キュイン！」という効果音とともに光って回転すればボーナス確定という、お馴染みの完全告知タイプです。本機は、パトライト系の機種としては初めてART（アシストリプレイタイム）タイプとなりました。

3枚掛け専用機で、有効ラインは変則的な5ライン。1ゲームでの最大払い出し枚数は9枚です。

ボーナスは、ビッグボーナス（赤7、青7の2種類）とレギュラーボーナスの計3種類。ビッグボーナスは297枚を超える払い出しで終了（平均獲得枚数204枚）、レギュラーボーナスは8回入賞または12ゲーム消化で終了（平均獲得枚数48枚）します。

2008年の規制緩和により、赤7と青7のどちらでも好きな方を揃えられるようになりました（5号機初）。

ART「南国チャンス」

本機におけるコイン増加の鍵となるのが、ART「南国チャンス」です。これは50ゲーム1セットで、純増は約1.5枚/Gとなっています。

ボーナス当選後、ビッグボーナスならラスト8ゲーム、レギュラーボーナスならボーナス突入時から始まる「バタフライゾーン」中に、リール左パネルのバタフライランプが点灯すると、ボーナス終了後にARTに突入します。この演出は、4号機『南国育ち』を彷彿とさせます。

ARTラスト8ゲームは再度「バタフライゾーン」に突入し、蝶が飛べばARTが継続。平均継続率は80%以上と高くなっています。

ART中にボーナスに当選するとART継続が確定し、ボーナス中の「バタフライゾーン」でフリーズ演出とともに無限ラッキーランプが点灯すると、次回ボーナスまで継続する無限ARTに突入します。

ART中は、リール右パネルのランプや7セグ、音声によって、最初に止めるリールがナビされるため、目押しが苦手な方でも安心してプレイできます。

本機には、ART突入率の異なる通常・高確・天国モードが存在し、ボーナス非当選時に昇格抽選が行われるという、4号機『南国育ち』と似たシステムを採用しています。

ボーナス出現確率

※各数値はメーカー発表値です。

演出

告知は、過去のオリンピア沖スロ同様、パトライトが「キュイン！」という告知音とともに回転すれば確定となります。ただし、従来と異なり、リール停止ごとにも告知音が鳴るため、非常に賑やかな告知となっています。

ARTが重要な要素であるため、フリーズ予告によってARTが確定する演出も搭載されています。また、スタート音の遅れや通常時と異なるリール停止音（チャンス予告）も採用されています。

サウンド面では、先代『南国育ち』の効果音や過去の南国シリーズの楽曲を使用。ART継続回数によってサウンドが変化するアレンジバージョンも存在します。

ゲーム機

2009年12月24日には、コムシードよりニンテンドーDS用ソフト『南国育ちDS』が発売されました。このソフトには、4号機と5号機の2バージョンが収録されています。

2010年10月22日には、パソコンサイト777town.netにて月額有料会員向けのアプリ正式版が提供開始されました。

関連情報

• - パチスロ5号機一覧
• - メーカー公式ページ（音に注意）
• - 南国育ちヒストリー公式サイト

もう一度検索