南城市役所バスターミナル

南城市役所バスターミナルについて

南城市役所バスターミナルは、沖縄県南城市に位置する、地域住民にとって重要な交通拠点です。このバスターミナルは、沖縄本島内の主要なバス会社である沖縄バス、東陽バス、琉球バス交通の3社が利用しており、多様な路線バスが発着しています。特に、南城市内を細かく網羅するコミュニティバス「Nバス」の運行拠点としての役割が大きく、地域住民の生活に欠かせない存在となっています。

バスターミナルの概要

所在地は南城市佐敷字新里にあり、沖縄バスは南城出張所を併設しています。かつて南城市内には各バス会社の営業所が点在しており、市内間の移動が不便でしたが、コミュニティバスNバスの運行開始と同時に、市役所内にバスターミナルが設置され、路線バスの再編が行われました。これにより、市内外へのアクセスが大幅に向上しました。

歴史

- 2019年 10月1日：バスターミナルが開設され、沖縄バス南城出張所も同時に開設。Nバスの運行が開始されました。この際、付近にあった「休暇センター」停留所は廃止されました。
- 2020年 4月1日：沖縄バスの大城駐車場廃止に伴い、40番と309番の全便が当バスターミナルを発着するようになりました。
- 2020年 7月1日：309番と339番に、サンエーパルコシティ発着の便が新設されました。
- 2022年 4月1日：Nバスのダイヤ改正が行われ、一部路線の廃止、増減便、経路変更がありました。また、沖縄バスの41番が廃止され、39番とNバスに統合されました。
- 2022年 4月18日：沖縄バスの豊見城営業所開設に伴い、39番の一部便が豊見城営業所まで延伸。339番のサンエーパルコシティ発便が廃止され、開南経由が新設されました。

バスターミナルには、沖縄バスが6系統、東陽バスと琉球バス交通がそれぞれ1系統の一部便が発着します。Nバスは全系統が乗り入れ、ほとんどの系統が循環運行を行い、当バスターミナルを発着します。バスターミナルに隣接する建物内には、沖縄バス南城出張所の案内カウンターがあり、Nバスの回数券や一日乗車券などが購入可能です。

乗降場は3つに分かれており、1番は降車専用、2番はNバス（市内線）乗り場、3番は路線バス（市外線）乗り場として使用されています。

周辺施設

- 南城市役所
- ユインチホテル南城（旧沖縄厚生年金休暇センター）
- 新里坂

発着路線

一般路線バス

- 3番乗り場から出発します。

コミュニティバス「Nバス」

- 2番乗り場から出発します。

南城出張所の管轄路線

- 39番：南城線
- 40番：大里線
- 309番：大里〜結の街線
- 339番：南城〜結の街線

南城市コミュニティバス「Nバス」

- A1：佐敷・知念・百名線
- A2：百名・知念・佐敷線
- B1：佐敷・ニライカナイ橋・つきしろ線
- B3：つきしろ線
- C1：玉城・大里線
- C2：大里・玉城線
- D1：玉城東回り線
- D2：玉城東回り線（向陽高校経由）
- F1：玉城西回り線
- F2：玉城西回り線（玉城こども園経由）
- F3：玉城一周線（玉泉洞経由）
- G：向陽高校線（大里経由）

廃止された路線

- 41番：つきしろの街線

南城市コミュニティバス「Nバス」（廃止路線）

- A1：知念・佐敷一周線（右回り）
- A2：知念・佐敷一周線（左回り）
- A3：知念・佐敷一周線（つきしろ始発）
- B1：ニライカナイ橋・つきしろ線（右回り）
- B2：ニライカナイ橋・つきしろ線（左回り）
- C1：玉城・大里一周線（右回り）
- C2：玉城・大里一周線（左回り）
- E：知念南回り線
- F2：玉城西回り線（玉城幼稚園経由）
- H：知念高校線（大里経由）

隣接バス停

- 36番・37番・39番・339番：南城市役所 - 新里
- 40番・309番：南城市役所 - 新里坂
- NバスA1・B1ルート：南城市役所 → 新里
- 50番・NバスA2・B2・B3・C1・C2・D1・D2・F1・F3・Gルート：南城市役所 → 新里坂
- NバスA2・B2ルート：新里 → 南城市役所
- NバスA1・B1・B3・C1・C2・D1・D2・F1・F2・F3ルート：新里坂 → 南城市役所

まとめ

南城市役所バスターミナルは、南城市の公共交通を支える重要な拠点です。多様な路線バスが発着し、特にNバスは地域住民の生活に密着した存在です。バスターミナルの利便性は高く、周辺施設へのアクセスも容易なため、地域住民にとって欠かせない施設となっています。

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