南多摩斎場

南多摩斎場の概要

南多摩斎場（みなみたまさいじょう）は東京都町田市に位置する公営の斎場です。この斎場は、一部事務組合である南多摩斎場組合が運営しており、町田市、多摩市、八王子市、日野市、稲城市が組合員として参加しています。地域のニーズに応じた葬儀サービスを提供しており、信頼性の高い施設とされています。

所在地とアクセス

南多摩斎場の住所は、〒194-0201 東京都町田市上小山田町2147です。公共交通機関を利用する際、最寄りの駅は京王相模原線の南大沢駅と多摩境駅で、どちらもタクシーで5分ほどの距離にあります。また、横浜線の相模原駅からもタクシーで15分ほどでアクセス可能です。バスの利用もでき、橋本駅や淵野辺駅から神奈中多摩車庫行きのバスに乗車し、いくつかのバス停から徒歩で到着できます。

施設の特徴

南多摩斎場は、火葬場を併設しており、12基の灯油火葬炉を備えています。この火葬炉は、効率的かつ安全な運用が可能で、多くの遺族に利用されています。待合室は全体で13室あり、和室が2室、洋室が11室の構成になっています。これにより、訪れる方々が快適に過ごせる配慮がなされています。また、両室ともに、親しい人を失った後の、悲しみの中でのケアを行えるように設計されています。さらに、霊安室も2室あり、合計6基のスペースが確保されています。

式場は3つの大きさで展開されており、第一式場は104名収容可能で、第二式場は35名、第三式場は80名の収容が可能です。これらの式場は、遺族や友人たちが故人をしっかりと見送るための重要な場所となっています。

歴史

南多摩斎場の歴史は1975年にまで遡ります。最初の設立ストーリーは、同年10月1日に南多摩斎場組合が八王子市や町田市、多摩市、稲城市とともに設立されたことから始まります。11月26日には初めて火葬業務が開始され、その際には6基の火葬炉と3室の待合室が整備されました。その後、1983年には火葬炉が3基増設され、1996年にはさらに火葬炉3基と待合室4室が整備され、式場も設けられました。近年では、2009年に式場棟が竣工し、さらなる待合室の増設が行われ、より多くの人々に利用されています。

まとめ

南多摩斎場は、地域のニーズに応える形で発展してきました。多摩地域にとって重要な存在であり、葬儀や火葬を通じて人々に寄り添う場所として、これからもその役割を果たし続けることでしょう。

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