南島原市立口之津中学校

南島原市立口之津中学校

南島原市立口之津中学校（みなみしまばらしりつ くちのつちゅうがっこう）は、長崎県南島原市口之津町に所在する公立中学校です。この学校は「口中」と略され、地域の教育の中心的存在として知られています。1947年に新制中学校として設立され、その後65年以上にわたり教育活動を続けています。

概要

南島原市立口之津中学校は、地域内の中学生に対して質の高い教育を提供しています。校訓には「自律・創造・根性」が掲げられており、これは生徒が自分の力で考え、創造し、困難に立ち向かう態度を育むことを目指していることを示しています。また、校章は学校名から「口」と「中」を組み合わせたデザインになっており、視覚的にもそのアイデンティティを強調しています。

歴史

1947年4月1日に新制中学校として創立し、当初は口之津第一国民学校及び第二国民学校の高等科から改編された形でスタートしました。設立当初は、川棚海軍工廠旧舎の払い下げを受けて校舎が改造され、同年10月には新しい中学校校舎が完成しました。

その後、1960年には体育館が完成し、1967年には運動場の造成が行われるなど、教育環境の整備が進められました。1969年には新校舎の建設が始まり、1970年に完成して移転が完了しました。1991年にはさらなる発展を遂げ、2006年には南島原市の発足に伴い、現在の名称に改称されました。

校区と周辺施設

この学校は口之津町内に位置し、南島原市立口之津小学校が学区に含まれています。近くには、南島原市立口之津学校給食センターや、長崎県立口加高等学校、国立口之津海上技術学校などが立地しており、教育機関が多数存在します。また、南島原警察署や市役所の口之津支所、郵便局、病院、さらには公園も整備されており、地域の生活環境も整っています。

交通アクセス

学校へのアクセスは便利で、最寄りのバス停は島鉄バスの「口之津」バス停です。以前は島原鉄道の口之津駅もあったのですが、2008年に廃線となり、現在はバスや自動車が主要な交通手段となっています。また、この地域を通る国道389号や国道251号（島原街道）も利用しやすいです。さらに、口之津港では島鉄フェリーが熊本県天草市との間を結んでおり、交通の便が良好です。

まとめ

南島原市立口之津中学校は、設立から数十年にわたり地域の教育を支え続けてきた学校です。校訓や様々な学校行事を通じて、生徒が自分自身を成長させる場を提供し、そのコミュニティとの連携を大切にしています。これからも地域に根ざした教育機関としての役割を果たし続けることでしょう。

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