南庄 (福岡市)

南庄（みなみしょう）

南庄は、福岡県福岡市早良区にある町名で、一丁目から六丁目までが存在します。面積は約71.58ヘクタール、2022年9月末現在の人口は10,849人です。郵便番号は814-0031。

地理

南庄は、福岡市の都心部である天神地区の西南西約6キロメートル、早良区の北部に位置しています。室見川と金屑川に挟まれた場所にあり、北東は室見、南東は金屑川を介して原団地、南西は小田部、北西は室見川を介して愛宕、愛宕南、福重と隣接しています。

原団地とは、しおみ橋、西の庄橋、徳摩橋、桜花橋、大原橋で結ばれており、愛宕とは室見川筑肥橋、愛宕南とは室見新橋で繋がっています。町域内は主に住宅地として利用されており、スーパーマーケットや小規模な店舗が点在しています。

河川

町域内には以下の河川が流れています。これらの河川はすべて室見川水系の二級河川です。

室見川
金屑川

都市計画

福岡市都市計画マスタープランに基づき、南庄の都市計画は以下のようになっています。

幹線道路沿道: 鳥飼姪の浜線沿いは、商業・業務・サービス施設や中高層住宅が立ち並ぶ「都市軸」または「沿道軸」として位置付けられています。
河川沿い: 室見川や金屑川の河川沿いは、散策や憩いの場として、緑豊かな水辺空間が広がる「河川緑地軸」として位置付けられています。
土地利用:
西側（室見川沿い）: 大規模な住宅団地などの中高層住宅が多く、良好な住環境の保全・形成を重視した「中高層住宅ゾーン」に指定されています。
東側（金屑川沿い）: 戸建住宅などの低層住宅が中心ですが、一部中層住宅も存在し、良好な住環境の保全・形成や狭隘道路の改善を視点とした「低中層住宅ゾーン」に指定されています。

用途地域は、鳥飼姪の浜線の道路中心線から概ね50メートルの範囲が第一種住居地域、室見有田線、姪浜小田部線、南庄小田部線（西側約0.5km）の道路境界線から両側概ね30メートルの範囲が第二種中高層住居専用地域、それ以外の範囲が第一種中高層住居専用地域に指定されています。また、南庄四丁目の一部には「南庄4丁目建築協定」が定められており、住宅地としての環境を高度に維持促進するため、建築物の高さや床面積の最低限度に関する制限が加えられています。

語源

地名「南庄」は、西区庄の一部が由来であり、「庄」の由来はかつてこの地で塩を焼いていたことに由来すると言われています。

歴史

(詳細な歴史に関する記述は省略)

人口

南庄一丁目から六丁目までの人口推移は、福岡市の住民基本台帳に基づいて集計されています（各年9月末現在）。

交通

鉄道

町域内には地下鉄は通っていません。最寄りの駅は福岡市地下鉄空港線の以下の駅です。

藤崎駅（約1.2〜1.9キロメートル）
室見駅（約0.4〜1.2キロメートル）
姪浜駅（約1.2〜2.4キロメートル）

バス

西日本鉄道（西鉄バス）が運行しており、町域内に複数のバス停があります。

道路

町域内の主な幹線道路は以下の通りです。

鳥飼姪の浜線
室見有田線
姪浜小田部線
南庄小田部線

施設

公共・公益施設

(詳細な施設名は省略)

公園・緑地

(詳細な公園・緑地名は省略)

学校

幼稚園: はらきた幼稚園（南庄五丁目3-1）
小学校: 福岡市立原北小学校（南庄四丁目5-40）。ただし、南庄四丁目13番(室見団地)及び五丁目の校区については、福岡市立小田部小学校の校区に属します。
中学校: 町内には中学校はありません。福岡市立原北中学校の校区に属します。

住宅

南庄の西側（室見川沿い）には室見団地などの大規模な住宅団地が、東側（金屑川沿い）には戸建住宅が多く見られます。

室見団地（南庄五丁目）

脚注

(注釈、出典、関連項目は省略)

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