南日本ガス

南日本ガス株式会社は、鹿児島県薩摩川内市大小路町に本社を構える一般都市ガス事業者です。親会社はコーアガス日本であり、地域に根差したガス供給を行っています。

概要

南日本ガスは、薩摩川内市における都市ガス供給を目的に、当時のコーアガス鹿児島（現コーアガス日本）の社長であった上小鶴正康氏によって設立されました。現在では、薩摩川内市と霧島市（旧国分市エリア）を主な供給エリアとし、「13A」（15,000kcal/m3）のガスを供給しています。

本社は、コーアガス日本の川内支店に併設されており、同じ敷地内には南日本ガスの工場も設置されています。ただし、霧島市国分地域への供給は、国分工場が拠点となっていますが、営業活動はコーアガス日本の国分支店に委託されています。川内と国分両地域でのガス展は、コーアガス日本との共同開催となっています。

南日本ガスが供給しているガスは、一般的な都市ガスとして普及している天然ガスではなく、液化石油ガス（LPG）を気化させ、空気を混合することで「13A」相当となるように調整されたプロパンエアーダイリュートガスです。そのため、ガス燃焼器具は13A対応のものが使用できますが、ガス漏れ警報器はLPG用のものを適切に設置する必要があります。

沿革

1966年4月：事業開始
1995年4月：国分地区における都市ガス事業の許可を取得
1996年3月：国分市（現霧島市国分地区）で都市ガスの供給を開始

営業エリア

鹿児島県薩摩川内市
鹿児島県霧島市（旧国分市エリア）

南日本ガスは、地域社会の生活を支える重要なインフラとして、安全で安定したガス供給に努めています。

脚注

南日本ガス

関連項目

コーアガス日本

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